ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは黒海でロシア海軍北方艦隊及び黒海艦隊の合同演習を視察した
- カテゴリ:ロシア海軍ニュース
『タス通信』より
2020年1月9日20時34分配信
【プーチンはクリミア沖で北方艦隊及び黒海艦隊の演習を視察した】
セヴァストーポリ、1月9日/タス通信
ロシア連邦軍最高司令官ウラジーミル・プーチンは、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」艦上で黒海における北方艦隊及び黒海艦隊の合同演習を視察した。

木曜日に黒海で、有翼ミサイル「カリブル」及び極超音速航空弾道ミサイル「キンジャール」を含めたミサイル射撃を伴う黒海艦隊と北方艦隊の合同演習が行なわれた。
演習には黒海艦隊の30隻以上の艦、潜水艦と、ロシア航空宇宙軍の40機以上の飛行装置が関わった。
「演習は成功裏に実施されました」
ロシア連邦海軍総司令官ニコライ・エフメノフは、プーチンへ終了を報告した。
プーチンは、演習の完了とグループの縮小を指示した。
黒海艦隊からは、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・マカロフ」、小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」、ロケット艇「ナーベレジヌイェ・チェルヌイ」、「イワノヴェツ」、大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」、「アゾフ」、哨戒艦「ドミトリー・ロガチョフ」、「ワシーリー・ブイコフ」、潜水艦「コルピノ」、小型対潜艦、海洋掃海艦が実地行動へ参加した。
北方艦隊からはロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」が参加し、その艦上には、プーチン、国防相セルゲイ・ショイグ、(海軍総司令官)エフメノフが居る航海本部が開設された。
演習へは更に、北方艦隊の大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」も参加した。
航空隊の実地行動中、戦闘機MiG-31Kの2機編隊は、とある射爆場の目標へのミサイル「キンジャール」の戦闘射撃を実施した。
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」、潜水艦「コルピノ」の乗組員は、水上及び水中位置からミサイル「カリブル」発射を実施した。
黒海艦隊のロケット艇「イワノヴェツ」、「ナーベレジヌイェ・チェルヌイ」の乗組員は、対艦ミサイル「モスキート」の射撃を実施した。
黒海艦隊の沿岸ミサイル複合体「ウチョス」戦闘班は、仮想敵艦を模した目標へ2基のミサイル発射を実施した。
演習には、多目的戦闘機Su-30SM、前線爆撃機Su-24M、戦略爆撃ロケット機Tu-95が参加した。
無人飛行装置は、演習実施中の絶え間ない視覚的観察を保障した。
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