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ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフはスリランカを去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2020年3月10日8時21分配信
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
【太平洋艦隊の大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」はスリランカへの訪問を完了した】

本日(3月10日)、太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、3月7日に到着したスリランカ共和国最大の港コロンボへの業務寄港プログラムを完了した。

停泊期間に艦は水と燃料の在庫を完全な基準まで補充した。
乗組員の為に、休養及び市内への観光旅行が用意された。

航海指揮官及び航海本部の士官は、スリランカ海軍西部海軍管区司令部への表敬訪問を行なった。

港から出航した後、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、海上で指示された任務の遂行を継続する。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)は、2019年4月初頭から6月中旬まで東南アジアへの遠距離航海を行ないました。
(2019年4月1日出航、6月15日帰投)
[ロシア太平洋艦隊の東南アジア遠征(2019年4月-6月)]

遠距離航海から帰投後、2019年8月8日に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月9日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

その後、オホーツク海で演習を行ない、2019年10月末にウラジオストクへ帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦船はオホーツク海での演習を終えて母港へ戻る]

2019年11月初頭には太平洋艦隊潜水艦の演習の相手役を務めました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦は日本海で魚雷攻撃訓練を行なった]

「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、2020年1月下旬に短期間出航しています。
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「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、中型海洋給油船「ペチェンガ」(1979年10月1日就役)を伴い、2月10日頃にウラジオストクを出航しました。
(ロシア海軍当局からの公式発表無し)

2月12日に対馬海峡を南下して東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2020年2月13日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

その後の動向も全く公表されていませんでしたが、3月7日にスリランカコロンボ港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフはスリランカのコロンボ港へ到着した]

3月10日にコロンボ港を出航しました。
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