太平洋艦隊の軍艦はイランを訪れた


『イタル-タス』より
【ロシア戦闘艦「マルシャル・シャーポシニコフ」はイランのバンダレ·アッバース港への2日間の寄港を行った】
モスクワ、12月21日/イタル-タス
太平洋艦隊の大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」はイランのバンダレ·アッバース港への2日間の寄港を行った。
本日(12月21日)、イタル-タスは、ロシア国防省広報サービス・情報管理部より伝えられた。
「同艦は、アフリカの角において船舶航行の安全を保障する任務を遂行します」
軍当局は説明した。
「バンダレ・アッバース港への2日間の業務寄港中に、必要な食料及び水が補充されました」
「本日(12月21日)、ロシア戦闘艦は、イランの港を去り、指示された任務の遂行を継続します」
国防省は指摘した。
大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」に率いられる太平洋艦隊の戦闘艦船支隊は、今年の11月から遠距離大洋航海を実施しており、海賊の脅威が高いエリアで船舶航行の安全を保障する。
(2012年12月21日13時09分配信)
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2012年12月21日12時28分配信
【太平洋艦隊艦船はイランの港を訪問した-情報提供者】
内容はほぼ同じですが、こちらはロシア国防省広報サービスではなく、「軍事-外交当局の情報提供者」の談話として伝えています。
ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」を中核とするアデン湾海賊対処部隊は、11月2日にウラジオストクを出港しました。
[ロシア海軍第14次アデン湾海賊対処部隊はウラジオストクを出港した]
11月28日にはインドのムンバイへ入港し、インド海軍との合同演習「インドラ-2012」に参加しました。
[ロシア-インド海軍合同演習「インドラ-2012」は終了した]
そして今回、ペルシャ湾の入り口にあるイランのバンダレ・アッバースを2日間に渡り訪問しました。

バンダレ・アッバース港には、イラン海軍の主要基地が置かれています。

同基地には、1990年代にロシアから購入したプロジェクト877EKM潜水艦(キロ級)3隻などが駐留しています。

[イラン海軍の「キロ級」]

この画像は2012年10月19日の様子ですが、3隻のキロ級潜水艦の内、1隻は出港している事が確認できます。
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