ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦アドミラル・ネヴェリスコイは日本海で砲撃訓練を行なった
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2020年)

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年3月27日3時22分配信
【太平洋艦隊の大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」は日本海で空中、海上、沿岸目標への砲射撃を実施した】
日本海における戦闘訓練計画の枠組みで、太平洋艦隊の大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」は、様々な目標への複合砲射撃を実施した。
単艦での組織的対空防衛演習中、大型揚陸艦は、57mm砲装置AK-725から模擬空中標的への砲射撃を実施した。
更に艦内班は、携帯式高射ミサイル複合体「ストレラ-2」により実地技量を改善した。
更に、隣接する射爆場で艦は、海上浮遊機雷模型への砲射撃実施を伴う対機雷任務へ取り組んだ。
少し後に艦は、沿岸の目視及び観測目標への砲射撃を実施した。
ジェルトゥヒナ島の射爆場には、仮想敵部隊の車両及び人員を模した標的が配置された。

更に大型揚陸艦は、無防備の泊地へ停泊中の安全を保障する演習を行ない、実地対水中破壊工作擲弾射撃を実施した。
2020年3月24日、ウラジオストクから太平洋艦隊旗艦「ワリャーグ」を筆頭に数隻の艦船が出航しました。
ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」

複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」

病院船「イルティシュ」

これらの艦船は、3月25日から始まった太平洋艦隊の演習へ参加します。
[ロシア海軍太平洋艦隊は日本海とオホーツク海で演習を行なう]
まず初めに、ウラジオストク南部のウリス湾に駐留する第11水域保護艦大隊所属の基地掃海艦BT-100、BT-114、BT-232がピョートル大帝湾で機雷源の掃海訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年3月25日4時38分配信
【太平洋艦隊の掃海艦は、演習中に艦隊の部隊展開ルート上の機雷源の突破へ取り組んだ】
翌3月26日、演習参加艦でヘリコプター搭載能力を有する艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・トリブツ」、複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」~は、艦載ヘリコプターKa-27PL(対潜型)とKa-27PS(捜索救助型)(第7062航空基地所属、普段は沿海地方のニコラエフカ飛行場に駐留している)を受け入れ、発着艦訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦は日本海でヘリコプター発着訓練を行なった]
翌3月27日、第100揚陸艦旅団(フォキノ駐留)所属の大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」(1982年9月28日就役)は、ピョートル大帝湾で各種目標への砲撃訓練を行ないました。

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