ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ステレグーシチー"は北海からバルチースクへ帰投した

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
バルト地域情報供給部(カリーニングラード市)発表
2020年3月26日17時31分配信
【バルト艦隊の艦船は遠距離航海任務を遂行した後に基地へ戻った】
コルベット「ステレグーシチー」と給油船「コラ」は、北海エリアで任務を遂行した後に艦隊主要基地へ戻った。
バルチースクでの艦船の歓迎式典には、バルト艦隊副司令官セルゲイ・エリセーエフ中将、艦隊の水上艦連合部隊の代表、バルト艦隊船員の家族と親類が参加した。
26日間続いた航海中、艦は5000海里以上を航行した。
コルベットの乗組員は、数十回の艦上演習及び訓練へ取り組んだ。
コルベットの戦闘班は、対艦ミサイルの電子発射を行ない、仮想敵空中攻撃手段を撃退した。
艦上ヘリコプターKa-27と連携して仮想敵潜水艦の捜索、探知、破壊の課題へ取り組んだ。
加えて艦の乗組員は、停止中及び航行中に燃料及び水の在庫を補充する活動を行なった。
コルベットと給油船に乗る海軍歩兵部隊は、様々な対テロシナリオと、銃器からの海上標的への射撃へ取り組んだ。
航海から戻った艦の機器は好調であり、必要な物資を補充した後に意図された任務を遂行する準備が整う。
遠距離航海で顕著な働きを見せた将兵には、艦隊司令部から賞状と高価な贈答品が授与された。
航海の主な任務は、バルト艦隊の担当ゾーンにおける常時の海軍の存在の保障と、聖アンドレイ旗のデモンストレーションにあった。
プロジェクト20380コルベットの1番艦「ステレグーシチー」(550、2008年2月27日就役)は、就役以来ずっとバルト海に居ましたが、2017年6月に同型艦「ボイキー」と共に北海へ進出しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の新鋭コルベット"ボイキー"と"ステレグーシチー"は北海での戦闘演習を終えてバルト海へ戻った]
2020年3月初頭、同型艦「ソーブラジテルヌイ」と共に北海へ進出しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ステレグーシチー"と"ソーブラジテルヌイ"は北東大西洋で演習を行なった]
その後も北海に滞在して演習を行なっていました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ステレグーシチー"と"ソーブラジテルヌイ"は北海で演習を行なった]
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ボイキー"と大型揚陸艦2隻は北海で演習を行なった]
中型海洋給油船「レナ」(1966年12月28日就役)も北海へ進出し、バルト艦隊の水上艦へ洋上補給を行ないました。

「ステレグーシチー」は英仏海峡付近まで進出しました。

その後、「ステレグーシチー」は「ソーブラジテルヌイ」と別れ、「レナ」と共に帰路へ就きました。
2隻は3月26日にバルチースクへ帰投しました。
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