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ロシアは自国でのミストラル級建造を断念していない

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
【ロシア連邦は自国の造船所でのミストラル建造を断念していないとロゴージンは表明した】
ニューデリー、12月24日-プライム

ロシアは2隻のヘリコプター空母「ミストラル」の自国造船所での建造を断念しておらず、最終的な決定は、フランスから購入したヘリコプター空母の運用経験を研究した後に下されるだろう。
副首相ドミトリー・ロゴージンは伝えた。

以前、ロシアでの「ミストラル」型軍艦の建造開始は2013年初頭(後に出てきた別のデータによると2016年)に予定されていた。
フランスでは最初の「ミストラル」建造は2011年末に開始され、フランスの造船所では、同クラスの2隻の艦を建造する。
金曜日、メディアは、ロシア(国防省)は、ロシア連邦での「ミストラル」建造を断念すると報じた。

「僕が思うにね、これ(自身の造船所での建造の断念)について話をするのは時期尚早でしょうね。
僕達は、艦を見なければなりません。
その一方、僕達は計画に取り組みます」

月曜日、ロゴージン氏は記者団に語った。

彼によると、フランスから購入する最初の2隻のヘリコプター空母の運用状態を分析する必要が有る。
「僕達は、2隻の艦の完成を待ち、運用状況を見て、その後に最終的な決定を下します」
副首相は指摘した。

彼によると、現在、そのような最終決定は未だ下されていない。
「僕が思うに、それは、もはや漏洩のような何かでしょうが、艦の行動の点検が行なわれなければ、漏洩箇所が確認される事は無いでしょう」
ロゴージン氏は話した。

ロシア連邦は自国の造船所でのミストラル建造を断念していないとロゴージン氏は表明した。
(2012年12月24日14時38分配信)


12月21日、ロシアのメディアは、ロシア国防省ヘリ空母「ミストラル」級の自国での建造断念を決定したと報じました。
『ヴェドモスチ』より
2012年12月21日配信
【国防省は、ロシアにおける2隻のヘリコプター空母「ミストラル」型の建造を断念する】

日本では、『ロシアの声』が、この『ヴェドモスチ』の記事を紹介しました。
『ロシアの声』より
【ロシア ミストラル級のヘリ空母 自国で建造せず】

しかし、ロシア造船業の総元締めである「統合造船業営団」は、この情報を否定しました。
[ロシア海軍向けヘリ空母ミストラル型3、4番艦はキャンセルされていない]

更には、ロシア国防省の国防次官も否定しました。
[「ロシア国防省の新しい指導部」は自国でのミストラル級ヘリ空母の建造を断念する決定を下していない]


そして今回、ロシア防衛産業を統括するドミトリー・ロゴージン副首相からも否定されました。
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