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ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュは新型コロナウィルスに関連して患者の収容人数を増やす

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『タス通信』より
2020年4月7日19時44分配信
【海上病院「イルティシュ」の収容人数はロシア連邦東方の国防省病院の負担軽減の為に増加する】
モスクワ、4月7日/タス通信

ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将は、多くのコロナウィルス感染者を受け入れる可能性が有る極東の軍当局の病院の負担軽減の為、病院船「イルティシュ」の患者数の増加を命じた。

「私は、東方軍管区及び太平洋艦隊の司令官へ、軍病院管理総局と共に、10日以内に病院船イルティシュの収容数を450席に増加させるように指示を出しました」
ショイグ
は、火曜日の軍当局のテレビ電話会議で話した。

国防相によると、これは、極東の国防省の医療施設の負担を軽減し、コロナウィルス感染の兆候が有る者をより多く受け入れる可能性の為に準備され、この為に非感染者をより多くへ割り当てる為に必要な事である。

ロシアでは、4月7日に7497件のコロナウィルス感染が記録され、494人が回復した。
大部分の感染は、モスクワで発生している(5181件)。
連邦実施本部によると、モスクワ時間10時30分、58名が死亡している。
政府は、国の状況を知らせる為、ストップコロナウィルス・ロシア連邦リソースを開設した。




プロジェクト320病院船「イルティシュ」は、ポーランドシュチェチン造船所で1988年11月25日に起工され、1989年7月6日に進水し、1990年7月31日に竣工し、1990年8月10日にソ連海軍へ就役しました。
就役後は太平洋艦隊へ配備されました。

2013年秋から約1年間かけてナホトカ艦船修理工場で近代化改装が行なわれました。
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[ロシア海軍のオビ級病院船は復帰する]


2016年5月にはクリル諸島マトゥア島(松輪島)の調査へ参加しました。
[クリル諸島のマトゥア島でロシア海軍太平洋艦隊の基地建設の為の調査が進められている]

2016年8月から9月まで東南アジアへの遠距離航海を行ない、この間にASEAN諸国国際演習『ADMMプラス』へ参加しました。

[ASEAN諸国の国際演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはウラジオストクへ帰港した]


2017年前半には地中海東部(シリア)へ派遣されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュは地中海東部からウラジオストクへ帰投した]


2018年9月のロシア連邦軍大演習『ヴォストーク-2018』へ参加しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で揚陸艦部隊を護衛した]

2019年8月下旬に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入り、太平洋艦隊の演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はオホーツク海で演習を行なった]
[ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はカムチャツカ半島へ到着した]

最近では、2020年3月末~4月初頭の太平洋艦隊戦術演習へ参加しており、現在はオホーツク海に居ます。
[ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊は演習を終えて基地へ戻る]

そして今回、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将は、間もなくウラジオストクへ帰投する「イルティシュ」の収容患者数の増加を命じました。

ロシア国内でも新型コロナウィルス感染者は増加しており、今後の極東地域での増加に対処する為、極東地域軍病院へ入院しているコロナウィルス感染者以外の患者を「イルティシュ」へ移し、軍病院のベッド数に空きを作るのが目的です。

「イルティシュ」へコロナウィルス感染者を受け入れるという話では有りません。
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