fc2ブログ

北方艦隊アデン湾海賊対処部隊は英仏海峡を通過する

12-1226b.jpg
12-1226a.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より。
ロシア連邦軍西方軍管区広報サービス発表
2012年12月25日18時06分配信
【北方艦隊艦船支隊は北海を去った】

本日(12月25日)、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船「アルタイ」、中型海洋給油船「ドゥブナ」で構成される北方艦隊艦船支隊北海を去った。
基地を出港してから既に1000海里を航行した。

航海開始後、北方艦隊将兵は、荒天を乗り切る為、数時間に渡りノルウェー海に錨を降ろさなければならなかった。
間もなく北方艦隊艦船はラ-マンシュ海峡(英仏海峡)及びビスケー湾の通過を完了し、地中海へ入る。

その後、ロシア大型対潜艦スエズ運河を通過し、紅海及びアデン湾エリアへ行き、民間船舶の航行の安全を保障する任務を実施する。

海賊対処任務を実施する前、北方艦隊将兵は計画戦闘訓練に従事した。
構成員は、空中攻撃手段を撃退する一連の戦闘訓練を実施し、海洋での艦の保持の為の艦内訓練を行なった。

海軍歩兵分隊は、民間船の船室の臨検行動の為のグループ支援の技量を改善する。
更には、艦船支隊を追尾する仮想敵の潜水艦が居ないかどうかをチェックする為の探索を主目的とする艦の対潜訓練が実施された。

2012年、アデン湾及びアフリカの角での民間船舶航行を保護する任務は、大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」乗組員により、159日間に渡り実施された
北方艦隊将兵は29000海里を航行した。
同海域に滞在中、同艦は様々なクラスの民間船舶から成る10個船団をエスコートした。
商船の乗組員の約4分の1はロシア市民だった。


北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」を中核とする北方艦隊アデン湾海賊対処部隊は、12月18日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクを出港しました。
[大型対潜艦セヴェロモルスクはソマリア沖へ向かった]
12-1226c.jpg

既にアデン湾へは、太平洋艦隊海賊対処部隊が向かっております。
12-1223a.jpg

こちらは、間もなくアデン湾へ到着します。
[太平洋艦隊の軍艦はイランを訪れた]

北方艦隊海賊対処部隊は2013年1月にアデン湾へ到着し、太平洋艦隊艦船と合同でアデン湾海賊対処任務を実施します。
関連記事
スポンサーサイト