黒海艦隊の大型揚陸艦はボスポラス、ダータネルス海峡を通過する

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省報道サービス・情報管理部発表
2012年12月27日11時00分配信
【黒海艦隊の2隻の大型揚陸艦は海峡ゾーン-ボスポラス、ダータネルスを通過する】
本日12月27日、黒海艦隊の大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」と「アゾフ」は、海峡ゾーン-ボスポラス、ダータネルスを通過し、近い内に、親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」、警備艦「スメトリーヴイ」、給油船「イワン・ブブノフ」、海洋曳船MB-304で構成される黒海艦隊艦船支隊へ参加し、地中海東部において戦闘任務を遂行する。
地中海の指定海域でロシア海軍将兵は、艦船支隊の対空、対艦、対潜防衛、組織的な通信の課題の仕上げ、水上での部隊への指示に関する一連の演習及び訓練を実施する。
訓練には、停泊地に駐留している間に艦の安全を保障する役割を担って艦上に居る海軍歩兵対テロ分隊も参加する。
ロシア海軍の戦闘艦船への海軍歩兵の配属訓練は、2000年にアメリカの駆逐艦「コール」がイエメンのアデン港でテロ攻撃を受けた後に行なわれるようになった。
12月24日にノヴォロシースクを出航した大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」と「アゾフ」は、12月初頭に部隊の一員としての戦闘訓練任務遂行を完了し、地中海から去った大型揚陸艦「ノボチェルカッスク」及び「サラトフ」と交代する。
[ロシア海軍の地中海東部戦闘勤務]
大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」と「アゾフ」は12月24日にノヴォロシースクを出港しました。
[黒海艦隊の大型揚陸艦は地中海東部へ向かった]
2隻は、ボスポラス、ダータネルス海峡を通過した後、地中海東部に居る黒海艦隊艦船部隊と合流します。
大型揚陸艦「アゾフ」

大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」

親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」

警備艦「スメトリーヴイ」

大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」

海洋曳船MB-304

この黒海艦隊グループと交代する為、バルト艦隊の大型揚陸艦2隻などで構成される艦船部隊が地中海東部へ向かっています。
[バルト艦隊艦船は地中海へ向かった]
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