ロシア海軍のコルベット"ストローギー"の複合材料製上部構造物はサンクトペテルブルクで製造された

『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2020年5月7日11時43分配信
【『中部ネヴァ川造船工場』でコルベット「ストローギー」の為の上部構造物が進水した】
『中部ネヴァ川造船工場』は、『北方造船所』で建造が進められているプロジェクト20380コルベット「ストローギー」の為の多層上部構造物を進水させる操作を行なった。
5月7日・木曜日に『中部ネヴァ川造船工場』広報サービスが伝えたように、5月中旬に上部構造物は発注者の所へ曳航され、設置と据え付けの作業が始まる。
『中部ネヴァ川造船工場』は、コルベットの上部構造物は、建築構造の組み合わせにより、最適な電波位置測定隠密性を保障し、船体の重量を大幅に減らし、建物の有効容量を増大させる最新の複合材料で作られていると説明した。
『中部ネヴァ川造船工場』は、2003年から海軍の艦の為の複合材料の上部構造物の作成へ従事している。
現時点で同社は、発注者~『北方造船所』及び『アムール造船工場』へ、プロジェクト20380コルベット及びプロジェクト20385コルベットの為の11基の上部構造物を引き渡している。
コルベット「ストローギー」は、2015年2月に『北方造船所』で起工された。
プロジェクト20380コルベットの全長は100メートル以上、排水量2220トン。
それは4000海里の距離を航行できる。
兵装は、対艦ミサイル複合体「ウラン」、高射ミサイル複合体「リドゥート」、魚雷及び強力な弾薬、電波位置測定機器及び電波電子機器、100mm砲装置A-190、大口径機関砲及び擲弾発射機である。
プロジェクト20380コルベットの通算8番艦「ストローギー」は、7番艦「リェチーヴイ」と共にサンクトペテルブルクの『北方造船所』で2015年2月20日に起工されました。
[ロシア海軍の為の最新鋭コルベット"リェチーヴイ"と"ストローギー"はサンクトペテルブルクで起工された]
「リェチーヴイ」は2020年3月12日に進水しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭コルベット"リェチーヴイ"はサンクトペテルブルクで進水した]
プロジェクト20380コルベットの上部構造物はガラス繊維強化プラスチック製であり、サンクトペテルブルクの『ネヴァ川中部造船工場』で製造され、造船所へ移送されています。


「ストローギー」の上部構造物は2020年5月7日に完成しました。
この上部構造物は、2020年5月中旬に『ネヴァ川中部造船工場』から『北方造船所』へ移送され、「ストローギー」の船体へ載せられます。


「ストローギー」のロシア海軍への就役は2021年12月末に予定されており、就役後は黒海艦隊へ配備されます。
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