新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは12月30日にロシア海軍へ納入される

『ロシア通信社ノーボスチ』より
【原子力潜水艦「ユーリー・ドルゴルーキー」は12月30日に海軍の編制へ加入する】
サンクト-ペテルブルク、12月28日-ロシア通信社ノーボスチ
最新戦略原子力潜水艦「ユーリー・ドルゴルーキー」は、12月30日にロシア連邦海軍の編制へ加入する。
中央設計局「ルビーン」(設計者)は発表した。
「プロジェクト955ボレイのトップ艦である原子力水中巡洋艦ユーリー・ドルゴルーキーの海軍旗掲揚及び受領-引渡証明書への署名式典は、セヴェロドヴィンスクの株式会社・生産合同セヴマシュで12月30日に開催されます」
声明では、こう述べられた。
更に、声明では、同日に原子力水中巡洋艦「ウラジーミル・モノマーフ」が造船台から出渠すると指摘された。
「造船台を出た後、同艦は進水し、係留試験及び航海試験を開始します」
ルビーンの声明は指摘した。
(2012年12月28日17時01分配信)
[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]

1996年11月2日に起工され、2007年4月15日に進水、2009年6月18日から航海試験を開始したロシア第4世代戦略原潜「ユーリー・ドルゴルーキー」ですが、ロシア海軍への引き渡しは2010年、2011年、2012年と何度も延期されました。
2012年10月下旬、当時のロシア連邦国防長官アナトーリー・セルジュコフ氏は、「ユーリー・ドルゴルーキー」の軍備採用(ロシア海軍への引き渡し)は2013年に延期されると発言しました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは2013年に就役する]
しかし、そのセルジュコフ氏が国防長官を解任(11月6日)されてから1ヶ月以上経った12月19日、ロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ提督は、「ユーリー・ドルゴルーキー」は今年12月30日までに軍備採用できると記者会見で明らかにしました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキー、12月30日に就役?]
12月26日、ロシア連邦国防省の新指導部の一員である国防長官代理ユーリー・ボリソフ氏も、「ユーリー・ドルゴルーキー」は今年12月末に軍備採用できると記者会見で表明しました。
[ロシア国防省は戦略原潜「ユーリー・ドルゴルーキー」と海洋弾道ミサイル「ブラヴァー」を今年末に採用する意向である]
12月28日、「ユーリー・ドルゴルーキー」を建造したセヴェロドヴィンスクの造船所「セヴマシュ」の広報部は、同艦が12月30日にロシア海軍への納入が予定されている事を明らかにしました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは12月30日にロシア海軍へ納入される予定である]
そして同日、「ユーリー・ドルゴルーキー」を設計したサンクト-ペテルブルクの「ルビーン」海洋工学中央設計局も、同艦の12月30日のロシア海軍への引き渡しを表明しました。
- 関連記事
-
- 新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはロシア海軍へ引き渡される
- ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフは進水する
- 新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは12月30日にロシア海軍へ納入される
- 新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは12月30日にロシア海軍へ納入される予定である
- ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフは12月30日に進水する
スポンサーサイト