インド洋へ向かうロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールは対テロ演習を行なった
- カテゴリ:ロシア黒海艦隊(2020年-)
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2020年5月29日11時10分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」及び救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」の乗組員はインド洋への移動時に艦上演習を実施した】
インド洋への航路を辿っている黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」及び救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」の乗組員は、対空防衛及び仮想工作員の攻撃を撃退する演習を実施した。
以前、黒海艦隊のフリゲートと救助曳船の乗組員は、ロシア連邦旗のデモンストレーションの為にインド洋へ向けてスエズ運河を通過した。
演習の枠組みでフリゲートの対空防衛班は、仮想敵航空機の接近のガイダンスを受け取った。
目標は「敵」と識別され、ミサイル手はそのコースを追尾し、自衛複合体「シチーリ-1」の電子ミサイル発射により破壊した。
更に、演習計画の下で救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」へ、小型船で国籍不明の武装グループが攻撃を試みた。
仮想敵の高速艇の役割は、フリゲートの標準搭載艇と乗組員の船員が演じた。
演習中、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」の水上状況監視所は、高速で救助船へのコースを進んでいる小型目標を発見した。
救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」の要員へ、船内の安全対策を取るように警告した後、フリゲートは曳船へ向かって戦闘方向転換を行なった。
「敵」艇はフリゲートの警告に応答せず、自動小銃により曳船へ発砲した。
フリゲートに乗っている対テログループは、「敵」に対して標準兵器を使用し、艇の航行を停止させた。
自発的な降伏後、捕獲グループは仮想工作員を無力化し、近隣の外国の境界線警備艦へ引き渡した。
演習は、艦船支隊を潜在的な脅威から保護及び防衛する乗組員の活動への取り組みの枠組みで実施された。

プロジェクト11356Rフリゲート1番艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」(494、2016年3月11日就役)は、同型艦「アドミラル・マカロフ」と共に2020年2月27日にセヴァストーポリを出航し、地中海へ向かいました。
2月28日にはボスポラス海峡へ入り、その後、地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・マカロフ"は地中海へ向かった]
「アドミラル・グリゴロヴィチ」は3月25日にヘリコプターの発着訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部でヘリコプターの発着訓練を行なった]
3月下旬からは他の同型艦2隻(「アドミラル・エッセン」、「アドミラル・マカロフ」)と共に各種戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート3隻は地中海東部で戦闘訓練を行なった]
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート3隻は地中海東部で対潜戦闘訓練を行なった]
5月1日には地中海東部で機雷源を突破する演習を行ないました。
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊は地中海東部で機雷源突破演習を行なった]

プロジェクト22870救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」(2014年12月28日就役)は、2020年1月16日にボスポラス海峡とダーダネルス海峡を通過して地中海へ入り、地中海東部に滞在していました。
2020年5月20日、この2隻はスエズ運河へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールは地中海を去り、スエズ運河へ入った]

今後、この2隻はインド洋へ向かいます。
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2020年5月29日11時10分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」及び救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」の乗組員はインド洋への移動時に艦上演習を実施した】
インド洋への航路を辿っている黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」及び救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」の乗組員は、対空防衛及び仮想工作員の攻撃を撃退する演習を実施した。
以前、黒海艦隊のフリゲートと救助曳船の乗組員は、ロシア連邦旗のデモンストレーションの為にインド洋へ向けてスエズ運河を通過した。
演習の枠組みでフリゲートの対空防衛班は、仮想敵航空機の接近のガイダンスを受け取った。
目標は「敵」と識別され、ミサイル手はそのコースを追尾し、自衛複合体「シチーリ-1」の電子ミサイル発射により破壊した。
更に、演習計画の下で救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」へ、小型船で国籍不明の武装グループが攻撃を試みた。
仮想敵の高速艇の役割は、フリゲートの標準搭載艇と乗組員の船員が演じた。
演習中、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」の水上状況監視所は、高速で救助船へのコースを進んでいる小型目標を発見した。
救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」の要員へ、船内の安全対策を取るように警告した後、フリゲートは曳船へ向かって戦闘方向転換を行なった。
「敵」艇はフリゲートの警告に応答せず、自動小銃により曳船へ発砲した。
フリゲートに乗っている対テログループは、「敵」に対して標準兵器を使用し、艇の航行を停止させた。
自発的な降伏後、捕獲グループは仮想工作員を無力化し、近隣の外国の境界線警備艦へ引き渡した。
演習は、艦船支隊を潜在的な脅威から保護及び防衛する乗組員の活動への取り組みの枠組みで実施された。

プロジェクト11356Rフリゲート1番艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」(494、2016年3月11日就役)は、同型艦「アドミラル・マカロフ」と共に2020年2月27日にセヴァストーポリを出航し、地中海へ向かいました。
2月28日にはボスポラス海峡へ入り、その後、地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・マカロフ"は地中海へ向かった]
「アドミラル・グリゴロヴィチ」は3月25日にヘリコプターの発着訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部でヘリコプターの発着訓練を行なった]
3月下旬からは他の同型艦2隻(「アドミラル・エッセン」、「アドミラル・マカロフ」)と共に各種戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート3隻は地中海東部で戦闘訓練を行なった]
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート3隻は地中海東部で対潜戦闘訓練を行なった]
5月1日には地中海東部で機雷源を突破する演習を行ないました。
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊は地中海東部で機雷源突破演習を行なった]

プロジェクト22870救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」(2014年12月28日就役)は、2020年1月16日にボスポラス海峡とダーダネルス海峡を通過して地中海へ入り、地中海東部に滞在していました。
2020年5月20日、この2隻はスエズ運河へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールは地中海を去り、スエズ運河へ入った]

今後、この2隻はインド洋へ向かいます。
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