ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはスリランカのコロンボ港へ入った
- カテゴリ:ロシア黒海艦隊(2020年-)

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2020年6月3日8時51分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」及び救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」はコロンボ港泊地へ入った】
インド洋エリアでロシア連邦旗のデモンストレーションの任務を遂行している黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」及び救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」は、必要な物資・資材の在庫を補充する為にスリランカ民主社会主義共和国の首都・コロンボ港の泊地へ到着した。
在庫を補充した後、「アドミラル・グリゴロヴィチ」及び「プロフェッソル・ニコライ・ムール」は、与えられた課題に沿って任務の遂行を続ける。
以前、フリゲートと救助曳船の乗組員は、インド洋エリアで対空防衛及び仮想工作員の攻撃を撃退する演習を実施した。
黒海艦隊を代表する双方の技術的能力により、南方緯度で指示された任務の遂行が可能となり、乗組員は、この海域での航行経験を積む。

プロジェクト11356Rフリゲート1番艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」(494、2016年3月11日就役)は、同型艦「アドミラル・マカロフ」と共に2020年2月27日にセヴァストーポリを出航し、地中海へ向かいました。
2月28日にはボスポラス海峡へ入り、その後、地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・マカロフ"は地中海へ向かった]
「アドミラル・グリゴロヴィチ」は3月25日にヘリコプターの発着訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部でヘリコプターの発着訓練を行なった]
3月下旬からは他の同型艦2隻(「アドミラル・エッセン」、「アドミラル・マカロフ」)と共に各種戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート3隻は地中海東部で戦闘訓練を行なった]
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート3隻は地中海東部で対潜戦闘訓練を行なった]
5月1日には地中海東部で機雷源を突破する演習を行ないました。
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊は地中海東部で機雷源突破演習を行なった]

プロジェクト22870救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」(2014年12月28日就役)は、2020年1月16日にボスポラス海峡とダーダネルス海峡を通過して地中海へ入り、地中海東部に滞在していました。
2020年5月20日、この2隻はスエズ運河へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールは地中海を去り、スエズ運河へ入った]

インド洋へ入る前に対テロ演習を行ないました。
[インド洋へ向かうロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールは対テロ演習を行なった]

6月3日、スリランカのコロンボ港の泊地へ到着しました。
但し、最近の全世界的な新型コロナウイルス流行の影響により、何時もの乗組員の上陸は無く、必要な物資を補充すれば直ぐに出航するようです。
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