ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海を去り、セヴァストーポリへの帰路に就いた
- カテゴリ:地中海情勢(2020年)

『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2020年6月26日9時28分配信
【有翼ミサイル「カリブル」を持つフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は地中海からセヴァストーポリへ戻る】
モスクワ、6月26日、インタファクス
黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、黒海海峡・ボスポラス及びダーダネルスの通行を行なっている。
金曜日に黒海艦隊広報サービスは発表した。
「艦は、地中海で海軍常設グループの一員としての任務を遂行した後、セヴァストーポリへ戻ります」
広報サービスは話した。
指示された任務の遂行中、フリゲートの乗組員はインド洋海域への移動を行ない、ロシアの旗のデモンストレーション活動へ参加した。
「遠海ゾーンにおける黒海艦隊の計画ローテーションにより、フリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は、以前に地中海へ到着したフリゲート"アドミラル・マカロフ"と交代しました」
黒海艦隊は想起した。
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、高精度兵器~ミサイル複合体「カリブル-NK」の搭載艦である。
この艦は、ロシア戦隊の一員として、シリア沿岸の過激派に対する作戦へ一度ならず参加している。
プロジェクト11356Rフリゲート1番艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」(494、2016年3月11日就役)は、同型艦「アドミラル・マカロフ」と共に2020年2月27日にセヴァストーポリを出航し、地中海へ向かいました。
2月28日にはボスポラス海峡へ入り、その後、地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・マカロフ"は地中海へ向かった]
「アドミラル・グリゴロヴィチ」は3月25日にヘリコプターの発着訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部でヘリコプターの発着訓練を行なった]
3月下旬からは他の同型艦2隻(「アドミラル・エッセン」、「アドミラル・マカロフ」)と共に各種戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート3隻は地中海東部で戦闘訓練を行なった]
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート3隻は地中海東部で対潜戦闘訓練を行なった]
5月1日には地中海東部で機雷源を突破する演習を行ないました。
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊は地中海東部で機雷源突破演習を行なった]
5月20日、プロジェクト22870救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」(2014年12月28日就役)と共にスエズ運河へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールは地中海を去り、スエズ運河へ入った]

インド洋へ入る前に対テロ演習を行ないました。
[インド洋へ向かうロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールは対テロ演習を行なった]

6月3日、スリランカのコロンボ港の泊地へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはスリランカのコロンボ港へ入った]
スリランカを去った後、西へ向かい、6月20日にはスエズ運河を通過して地中海東部へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはインド洋から地中海へ戻ってきた]
6月26日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」はダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
今後、「アドミラル・グリゴロヴィチ」はボスポラス海峡を通過して黒海へ入り、母港セヴァストーポリへ帰投します。
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