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ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーとロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海で演習を開始した

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年7月7日16時56分配信
【バレンツ海で北方艦隊多種部隊の集合航海が始まった】

本日(7月7日)、バレンツ海北方艦隊多種部隊の集合航海が始まった。

集合航海を指揮する北方艦隊司令官のロシア英雄アレクサンドル・モイセーエフ中将が指摘したように「2020年演習年度の戦闘訓練の最終活動計画の枠組みで、艦隊の様々なグループ戦力及び軍は結合された課題の解決へ取り組み、更には一連のテスト戦術演習を実施し、ミサイル、高射、砲、魚雷、その他の射撃を行ないます」

集合航海の様々な段階で、艦隊の30隻以上の水上艦、潜水艦、支援船、20機以上の飛行装置と、対空防衛部隊沿岸ミサイル砲部隊の40両の車両の関与が計画されている。

集合航海の活動段階(アクティブフェーズ)は、この数日間続く。

安全上の目的により戦闘訓練実施海域は、これの実施中は民間船舶航行及び航空機の飛行の為に閉鎖される。
これは航海士へ事前に警告される。


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年7月7日18時35分配信
【バレンツ海へ北方艦隊多種戦力グループが展開した】

本日(7月7日)、2020年演習年度の主要戦闘訓練活動の基礎となる集合航海の開始の枠組みにおいて、艦船連合部隊を基に形成された北方艦隊多種戦力グループのバレンツ海への展開は完了した。

多種打撃戦力グループの中核は、北方艦隊ロケット艦師団巡洋艦重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」である。

基地海域及び海上交通線を防衛するグループの中核は、北方艦隊コラ多種戦力小艦隊の様々な連合部隊の艦で構成されている。

近い内に、北方艦隊多種部隊は、組織的連携の課題へ取り組み、突然の導入に関する行動における要員の準備態勢を点検し、実際に兵器を使用する戦闘訓練実施の為の直接の準備を始める。

北方艦隊多種部隊の集合航海は、北方艦隊司令官のロシア英雄アレクサンドル・モイセーエフ中将の指揮下で実行される。

集合航海の様々な段階で、艦隊の30隻以上の水上艦、潜水艦、支援船、20機以上の飛行装置と、対空防衛部隊沿岸ミサイル砲部隊の40両の車両の関与が計画されている。



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ロシア北方艦隊旗艦・重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(1998年4月18日就役)は、今年5月からバレンツ海への出航を準備していました。
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはバレンツ海への出航準備を完了した]

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ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」(1986年11月5日就役)は、今年6月末にバレンツ海ノルウェー海で演習を行なっていました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海とノルウェー海で演習を行なう]

2020年7月7日、この2隻を中核とする北方艦隊の艦船部隊はバレンツ海へ出航し、演習を開始しました。

演習の指揮官は、北方艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフ中将です。
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