ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーとロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは艦砲射撃訓練を行なった
- カテゴリ:ロシア北方艦隊(2020年-)
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年7月8日13時45分配信
【ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と「マルシャル・ウスチーノフ」は集合航海へ参加する為にバレンツ海へ出た】
ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と「マルシャル・ウスチーノフ」は、北方艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフ中将の指揮下で7月7日に始まった北方艦隊の大規模集合航海へ参加する為、バレンツ海へ出た。
彼らは、北方艦隊多種打撃グループの中核を成す。
バレンツ海への北方艦隊グループの展開段階において、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」とロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」の乗組員は、仮想敵の沿岸目標を砲撃により制圧する演習を実施した。
大規模演習には、更に、北方艦隊のコラ多種戦力小艦隊の様々な連合部隊の艦で構成される基地海域及び海上交通線を防衛するグループも参加する。
集合航海の様々な段階で、艦隊の30隻以上の水上艦、潜水艦、支援船、20機以上の飛行装置と、対空防衛部隊の沿岸ミサイル砲部隊の40両の車両の関与が計画されている。
2020年演習年度の戦闘訓練の最終活動計画の枠組みで、一連のテスト戦術演習が実施され、ミサイル、高射、砲、魚雷、その他の射撃を行なう。
近い内に、北方艦隊多種部隊は、組織的連携の課題へ取り組み、突然の導入に関する行動における要員の準備態勢を点検し、一連の対潜及び対空防衛演習を行なう。

ロシア北方艦隊旗艦・重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(1998年4月18日就役)は、今年5月からバレンツ海への出航を準備していました。
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはバレンツ海への出航準備を完了した]

ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」(1986年11月5日就役)は、今年6月末にバレンツ海とノルウェー海で演習を行なっていました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海とノルウェー海で演習を行なう]
2020年7月7日、この2隻を中核とする北方艦隊の艦船部隊はバレンツ海へ出航し、演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーとロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海で演習を開始した]
演習の指揮官は、北方艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフ中将です。

翌7月8日、「ピョートル・ヴェリキー」と「マルシャル・ウスチーノフ」は、130mm連装砲による沿岸目標への艦砲射撃訓練を行ないました。
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