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ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは日本海で砲撃訓練を行なった

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2020年7月16日5時52分配信
【太平洋艦隊の大型対潜艦は日本海で海上および空中目標への砲射撃を実施した】

本日(7月16日)、戦闘訓練計画に沿って、太平洋艦隊大型対潜艦日本海で一連の実地砲射撃演習を実施した。

太平洋艦隊主要基地の水域保護連合部隊基地掃海艦BT-100及びBT-232は、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」及び「アドミラル・ヴィノグラードフ」の掃海先導とピョートル大帝湾への展開を保障した。

戦闘訓練射爆場で大型対潜艦の乗組員は、仮想敵空中攻撃手段の攻撃を撃退する演習を実施し、その中で投下落下傘標的100mm艦載砲装置AK-100からの射撃を行なった。

その後、艦は、仮想敵の水上目標を模した曳航海上盾船を砲撃で撃破した。

大型対潜艦の行動は、海洋曳船MB-92遠距離対潜航空機Tu-142により保障された。



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プロジェクト1155大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」(1986年2月15日就役)は、2014年からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』で近代化改装を行ない、2016年7月に艦隊へ復帰しました。
[近代化改装を終えた大型対潜艦アドミラル・トリブツは2016年7月にロシア海軍太平洋艦隊へ復帰する]

改装後は積極的に遠距離航海や国際海軍演習へ参加しており、最近では2020年6月初頭にピョートル大帝湾で砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツはピョートル大帝湾で砲撃訓練を行なった]

2020年6月末には日本海で行なわれた潜水艦捜索演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の対潜艦部隊と対潜哨戒機は日本海で潜水艦捜索演習を行なった]


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大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(1989年5月1日就役)は、2020年2月上旬から3月末まで南アジアへの遠距離航海を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフはスリランカを去った]

スリランカを訪問した後に帰路へ就き、3月26日に対馬海峡を北上し、その後、ウラジオストクへ帰投しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2020年3月27日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


2020年7月16日、2隻の大型対潜艦ウラジオストクを出航し、海上での砲撃訓練を行ないました。

訓練には海洋曳船対潜哨戒機も参加していますが、曳船は対水上射撃用の標的(盾船)を曳航し、対潜哨戒機は対空射撃用の標的を投下しました。
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