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ロシア海軍の最新鋭戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・オレグは進水した


『タス通信』より
2020年7月17日1時29分配信
【プロジェクト「ボレイ-A」ロケット艦の最初の生産艦「クニャージ・オレグ」は進水した】
モスクワ、7月16日/タス通信

プロジェクト955A(ボレイ-A)戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦「クニャージ・オレグ」は、セヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』造船台から木曜日に出渠した。
同社広報サービスは発表した。

「本日・7月16日、株式会社『生産合同セヴマシュ』(株式会社『統合造船業営団』へ加入)で、プロジェクト"ボレイ-A"戦略用途ロケット水中巡洋艦クニャージ・オレグの造船台からの出渠式典が開催されました」
声明では、こう述べられた。

広報サービスによると、行事には、政府組織、国防省、海軍、『統合造船業営団』、『セヴマシュ』、海洋工学中央設計局『ルビーン』、アルハンゲリスク州政府の代表が参加した。

「セヴマシュ造船台からの艦の出渠は、原子力潜水艦の建造の重要な段階の完了です。
原子力水中巡洋艦のシリーズ"クニャージ・オレグ"は、改善プロジェクト"ボレイ-A"により建造され、ロシア海軍の為に作成される第4世代原子力艦に属しています」

声明は強調した。

以前、プロジェクト955A潜水艦のトップ「クニャージ・ウラジーミル」は、海軍へ受け入れられた後、7月3日に北方艦隊潜水部隊主要基地ガジエヴォへ到着した事が伝えられた。

最初の3隻の「ボレイ」(水中巡洋艦「ユーリー・ドルゴルーキー」「アレクサンドル・ネフスキー」「ウラジーミル・モノマーフ」)とプロジェクト955A巡洋艦の差異は、低騒音、機動性と深度を保持する為のより最新のシステム、更には兵器管制システムにある。
プロジェクト955及び955A潜水艦海洋工学中央設計局『ルビーン』により開発された。
各々は、16基の固体燃料大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」を搭載する。



ロシア海軍第4世代戦略原子力潜水艦「ボレイ」シリーズの5番艦「クニャージ・オレグ」は、2014年7月27日にセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』(北方機械製造事業)で起工されました。
(改良型のプロジェクト955A「ボレイ-A」としては2番艦)
[ボレイ級戦略原潜5番艦クニャージ・オレグはロシア海軍の日に起工された]

2016年11月中旬までに強度船体(耐圧殻)の水密試験が完了しました。
(「ボレイ」級は複殻式船体)
[ロシア海軍の為の新世代戦略原潜ボレイ級5番艦クニャージ・オレグの船体(耐圧殻)の水密試験は完了した]

2020年7月16日に『セヴマシュ』造船台から出渠しました。
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現時点で「クニャージ・オレグ」ロシア海軍への引き渡しは、2020年12月末に予定されています。
就役後は、太平洋艦隊へ配備されるようです。
[ボレイ-A戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・オレグは2020年12月にロシア海軍へ就役する]
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