fc2ブログ

艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランはロシア海軍の新世代汎用揚陸ヘリコプター母艦イワン・ロゴフ型の艦載機となる

20-0731b.jpg
『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2020年7月31日9時0分配信
【新たなロシアのヘリコプター母艦は打撃ヘリコプターKa-52「カトラン」で武装する】
モスクワ、7月31日、インタファクス

『ロシアン・ヘリコプターズ』は、最近にクリミアで起工された汎用揚陸艦の為の艦上機Ka-52K「カトラン」の試験再開を準備している。
『インタファクス』は、同ホールディングスの総取締役アンドレイ・ボギンスキーより伝えられた。

「貴方達は、最高司令官がヘリコプター母艦の起工式典へ参加したのを見たでしょう。
私共は、Ka-52Kの陸上部門の試験を全て完了しました。
残る問題は、搭載艦に関するものです」
ボギンスキー
は話した。

『インタファクス』が7月20日に伝えたように、クリミア『ザリフ』では、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンの臨席下で、フランスヘリコプター母艦「ミストラル」の代案として開発された最初の2隻のプロジェクト23900艦が起工された。
この艦は、揚陸艇及びヘリコプターの関与により海上揚陸部隊を受け入れ、移送し、上陸させる為に意図されている。

「私共は、国防省とのアプローチを調和しております。
今、艦は起工され、私共には、更なる作業継続に関する対話が有ります」
ボギンスキー
は話した。

2019年11月、『ロステフ』航空クラスタのトップ、アナトーリー・セルジュコフは、『インタファクス』のインタビューに対し、現行の2027年までの国家軍備プログラムにおいては、搭載艦の不在にも関わらず、艦載ヘリコプターKa-52Kの作業継続が提供されていると発言した。

以前にボギンスキーは、艦上機「カトラン」の試験を完了する為、国防省との新たな契約が必要であると述べた。
「私共には今、この作業に関する契約は有りません。
我々は、Ka-52を『海に慣らす』新たな作業の立ち上げを待っています」

彼は話した。

戦闘ヘリコプターKa-52K「カトラン」は、パトロール、沿岸へ上陸する揚陸部隊への火力支援、前面地域及び戦術的縦深での対揚陸防衛の任務を果たす為に意図されている。
「カトラン」は、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」地中海への航海の枠組みにおいて、試験飛行を成功裏に行なった。

更に伝えられているように、ヘリコプター母艦「ミストラル」へ装備する為のKa-52Kの供給に関するエジプトとの契約締結の交渉は続いている。
2017年夏、ロシアカイロへのヘリコプター「カトラン」供給の入札に勝利した事が公表された。



20-0731c.jpg
艦上攻撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」(空軍のKa-52「アリガートル」の艦載機型)の試作1号機は、2015年3月7日に沿海地方で初飛行しました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの試作1号機が初飛行した]

Ka-52Kは、元々はロシアフランスへ発注した2隻の「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の搭載機として開発されたのですが、フランスウクライナ情勢に関連して艦の引き渡しを凍結しました。

2015年8月5日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンフランス大統領フランソワ・オランドは電話で会談し、「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の建造・供給契約の終了(破棄)を決定しました。
[ロシアとフランスはロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約を終了させた]
[ロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約終了によりフランスはロシアへ9億4975万4849ユーロを支払う]
[ロシア海軍向けだった2隻のミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦から取り外されたロシア製機器は全てロシアへ到着した]
その後、2隻の「ミストラル」級エジプトへ売却されました。

しかし、「ミストラル」級の動向とは関係なしにKa-52Kの開発と生産は続行されます。
[ロシア海軍の為の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの開発と生産は続行される]

Ka-52Kには、対艦ミサイルKh-35(ウラン)及び対レーダー/対艦ミサイルKh-31の運用能力が付与されます。
[ロシア海軍の為の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kは対艦ミサイルの運用能力を付与される]
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは最新鋭の目標探知システムを装備する]

「ミストラル」級へ搭載される筈だったKa-52Kは、当面の間は重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」へ搭載されることになりました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは空母アドミラル・クズネツォフへ搭載される]


北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」を中核とする航空打撃艦グループは、2016年10月15日にセヴェロモルスク基地を出航し、2017年2月8日に帰投しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

艦上攻撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」は2機の試作機「アドミラル・クズネツォフ」に搭載され、シリア沖で各種試験に従事しました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの試験はシリアで行なわれた]


「アドミラル・クズネツォフ」が帰投した後、2機のKa-52K試作機『カモフ』本社へ送られ、調査と分析が行なわれました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの海洋試験第1段階は完了した]

現在までにKa-52Kは4機の試作機が製造されています。
[ロシア海軍の為の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは4機のプロトタイプが製造された]

2020年7月20日、クリミア半島ケルチ市造船工場『ザリフ』で、Ka-52Kの母艦となる2万5千トン級の汎用揚陸ヘリコプター母艦「イワン・ロゴフ」型2隻が起工されました。

[ロシア海軍のプロジェクト23900汎用揚陸ヘリコプター母艦イワン・ロゴフとミトロファン・モスカレンコはクリミア半島のザリフ造船所で起工された]
[ロシア海軍の新世代汎用揚陸ヘリコプター母艦イワン・ロゴフ型は指揮艦として使用される]
UDK-P23900.jpeg
関連記事
スポンサーサイト