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ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上艦はウラジオストクを出航した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2020年8月15日7時45分配信
【太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の艦は遠海ゾーンでの部隊の複合戦術演習へ参加する】

太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の連合部隊の艦は、遠海ゾーンのグループ戦力の複合戦術演習へ参加する為にウラジオストクから出航した。
支隊は、太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」、コルベット「グロームキー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、小型対潜艦、支援船で構成される。

海上移動時に支隊は演習を行ない、その中で、2隻のロケット艇から成るロケット艇グループによる仮想敵空中攻撃手段からの集団防衛を改善し、兵器の実地使用を除くすべての防衛活動の手順へ取り組んだ。

複合戦術演習は、この1ヶ月間にカムチャツカ、チュクチ半島沿岸、オホーツク海エリアでの実施が計画されている。
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それには、太平洋艦隊海上航空隊航空機ヘリコプター、更には沿岸部隊の一部も参加する。



ロシア太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」は、2020年3月下旬から5月初頭まで日本海及びオホーツク海で戦術演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の主力水上艦はウラジオストクへ帰投した]

コルベット「グロームキー」「ソヴェルシェーンヌイ」は、2020年4月初頭から6月下旬まで遠距離航海を行ない、太平洋へ進出しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"と"グロームキー"は遠距離航海を終えてウラジオストクへ帰投した]

これらの艦の一部は、2020年7月26日の『ロシア海軍の日』ウラジオストク(金角湾)の観艦式へ参加しました。




2020年8月15日、この5隻は小型対潜艦支援船を伴い、ウラジオストクを出航しました。

この艦船部隊は、オホーツク海、カムチャツカ半島およびチュクチ半島沿岸で演習を行ないます。

なお、チュクチ半島では、今年6月上旬から海軍歩兵部隊の演習が続けられています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦と海軍歩兵部隊はチュクチで演習を続けている]
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