ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦イワン・ゴルベツと救助曳船カピタン・グリエフは地中海東部へ向かった
- カテゴリ:地中海情勢(2020年)
『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2020年8月15日15時0分配信
【黒海艦隊の2隻艦船が地中海のロシアグループへ増強される】
モスクワ、8月15日、インタファクス
海洋掃海艦「イワン・ゴルベツ」と救助曳船「カピタン・グリエフ」は、地中海への航路上で黒海海峡・ボスポラス及びダーダネルスを通過する。
黒海艦隊の公式代理人アレクサンドル・ルリョフは発表した。
「艦と曳船は、計画ローテーションの枠組みでセヴァストーポリから地中海への計画移動を行ない、両方とも遠海ゾーンのロシア連邦海軍常設グループへ加わります」
ルリョフは言った。
彼は、現在、地中海では黒海艦隊の掃海艦の内の1隻である「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」が既に任務を遂行している事を想い起こした。
地中海では、ロシア戦隊が常時活動している、
それは、15隻の戦闘艦及び支援船で構成されると以前に黒海艦隊広報サービスは伝えた。
地中海のロシア連邦海軍常設連合部隊の一員であるロシアのフリゲート、更にディーゼル潜水艦は、以前に何度もシリアの過激派へ「カリブル」で打撃を与えた。
【海洋掃海艦「イワン・ゴルベツ」】

プロジェクト266M「アクヴァマリーン-M」海洋掃海艦「ラジスト」はレニングラードの『中部ネヴァ川造船工場』で建造され、1973年11月30日に就役し、黒海艦隊へ配備されました。
1975年、1979年には地中海へ、1983年には大西洋へ派遣されました。
1990年にはペルシャ湾へ派遣されました。
2005年8月、「イワン・ゴルベツ」と改名されました。
2016年8月、20数年ぶりに地中海へ派遣され、2017年1月下旬にセヴァストーポリへ帰投しました。
2017年11月初頭に再び地中海東部へ派遣され、2018年3月8日にセヴァストーポリへ帰投しました。
2018年12月14日、海洋曳船MB-31と共にボスポラス海峡及びダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の掃海艦イワン・ゴルベツは地中海東部へ向かった]
2018年12月21日までにシリア沖へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦イワン・ゴルベツはシリア沖へ到着した]
その後も「イワン・ゴルベツ」はシリア沖で行動していましたが、2019年4月29日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦イワン・ゴルベツは地中海を去った]
2019年5月1日に母港セヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦イワン・ゴルベツは地中海からセヴァストーポリへ帰投した]
それから1年以上を経て、「イワン・ゴルベツ」は再び地中海東部へ派遣される事になりました。
現在、地中海東部では海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」が行動中ですが、「イワン・ゴルベツ」は同艦と交代するようです。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリンはシリア沖で機雷捜索訓練を行なった]

プロジェクト22870救助曳船「カピタン・グリエフ」は、2018年12月20日に就役した最新曳船であり、地中海東部へ派遣されるのは、今回が初めてになります。

なお、今回の黒海艦隊発表では触れられていませんが、この2隻よりも少し前にプロジェクト864中型偵察艦SSV-201「プリアゾヴィエ」も地中海へ向かっています。
現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。
[黒海艦隊]
潜水艦「ノヴォロシースク」:2019年12月初頭から地中海東部に滞在
潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」:2020年6月下旬から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」:2020年6月下旬から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」:2020年5月下旬から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」:2020年6月中旬から地中海東部に滞在
対水中工作艇「キネリ」:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船「セルゲイ・バルク」:2020年6月下旬から地中海東部に滞在
救助曳船SB-36:2020年5月下旬から地中海東部に滞在
工作船PM-56:2020年3月下旬から地中海東部に滞在
2020年8月15日15時0分配信
【黒海艦隊の2隻艦船が地中海のロシアグループへ増強される】
モスクワ、8月15日、インタファクス
海洋掃海艦「イワン・ゴルベツ」と救助曳船「カピタン・グリエフ」は、地中海への航路上で黒海海峡・ボスポラス及びダーダネルスを通過する。
黒海艦隊の公式代理人アレクサンドル・ルリョフは発表した。
「艦と曳船は、計画ローテーションの枠組みでセヴァストーポリから地中海への計画移動を行ない、両方とも遠海ゾーンのロシア連邦海軍常設グループへ加わります」
ルリョフは言った。
彼は、現在、地中海では黒海艦隊の掃海艦の内の1隻である「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」が既に任務を遂行している事を想い起こした。
地中海では、ロシア戦隊が常時活動している、
それは、15隻の戦闘艦及び支援船で構成されると以前に黒海艦隊広報サービスは伝えた。
地中海のロシア連邦海軍常設連合部隊の一員であるロシアのフリゲート、更にディーゼル潜水艦は、以前に何度もシリアの過激派へ「カリブル」で打撃を与えた。
【海洋掃海艦「イワン・ゴルベツ」】

プロジェクト266M「アクヴァマリーン-M」海洋掃海艦「ラジスト」はレニングラードの『中部ネヴァ川造船工場』で建造され、1973年11月30日に就役し、黒海艦隊へ配備されました。
1975年、1979年には地中海へ、1983年には大西洋へ派遣されました。
1990年にはペルシャ湾へ派遣されました。
2005年8月、「イワン・ゴルベツ」と改名されました。
2016年8月、20数年ぶりに地中海へ派遣され、2017年1月下旬にセヴァストーポリへ帰投しました。
2017年11月初頭に再び地中海東部へ派遣され、2018年3月8日にセヴァストーポリへ帰投しました。
2018年12月14日、海洋曳船MB-31と共にボスポラス海峡及びダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の掃海艦イワン・ゴルベツは地中海東部へ向かった]
2018年12月21日までにシリア沖へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦イワン・ゴルベツはシリア沖へ到着した]
その後も「イワン・ゴルベツ」はシリア沖で行動していましたが、2019年4月29日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦イワン・ゴルベツは地中海を去った]
2019年5月1日に母港セヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦イワン・ゴルベツは地中海からセヴァストーポリへ帰投した]
それから1年以上を経て、「イワン・ゴルベツ」は再び地中海東部へ派遣される事になりました。
現在、地中海東部では海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」が行動中ですが、「イワン・ゴルベツ」は同艦と交代するようです。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリンはシリア沖で機雷捜索訓練を行なった]

プロジェクト22870救助曳船「カピタン・グリエフ」は、2018年12月20日に就役した最新曳船であり、地中海東部へ派遣されるのは、今回が初めてになります。

なお、今回の黒海艦隊発表では触れられていませんが、この2隻よりも少し前にプロジェクト864中型偵察艦SSV-201「プリアゾヴィエ」も地中海へ向かっています。
現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。
[黒海艦隊]
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潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」:2020年6月下旬から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」:2020年6月下旬から地中海東部に滞在
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大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」:2020年6月中旬から地中海東部に滞在
対水中工作艇「キネリ」:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船「セルゲイ・バルク」:2020年6月下旬から地中海東部に滞在
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