ロシア海軍バルト艦隊の最新小型ロケット艦ゼリョヌイ・ドルとオジンツォボは北方艦隊基地へ到着した
- カテゴリ:ロシア北方艦隊(2020年-)
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年8月19日17時5分配信
【北方艦隊は最新小型ロケット艦の試験の支援を準備する】
本日(8月19日)、北方艦隊主要基地セヴェロモルスクへ、バルト艦隊のプロジェクト21631小型ロケット艦「ゼリョヌイ・ドル」~近代化された「ブヤン-M」シリーズの4番艦で、有翼ミサイル「カリブル」を装備する~が到着した。
同日、セヴェロドヴィンスクへ、バルト艦隊の為に建造された更なる「カリブル」装備の小型ロケット艦「オジンツォボ」が到着した。
これは、プロジェクト22800艦である。
北方艦隊の部隊の支援の為の然るべき準備の後、最新小型ロケット艦の乗組員は、バレンツ海及び白海でミサイル兵器複合体の試験へ着手する。
小型ロケット艦は、内部水路交通線と白海運河システムで北方艦隊への移動を行なった。
先週、北方艦隊の白海海軍基地へ、黒海艦隊のプロジェクト22160哨戒艦のトップ「ワシーリー・ブイコフ」が移動を行なった。
こちらも同様に、北方艦隊の部隊が白海エリアでの海上兵器システムの試験実施を支援する。
北方艦隊は、様々な兵器複合体の実地射撃実施を含む最新の艦及び潜水艦の試験の支援の豊富な経験を有している。
今年だけでも、北方艦隊は、最新の戦略用途ロケット水中巡洋艦「クニャージ・ウラジーミル」の試験及びミサイル射撃を支援し、プロジェクト885M(ヤーセン-M)原子力潜水艦のトップ「カザン」の試験の支援を続けている。

プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の4番艦「ゼリョヌイ・ドル」は、ロシア内陸部ゼレノドリスクの『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場』で2012年8月29日に起工され、2015年4月2日に進水し、2015年12月12日にロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入されました。
2016年10月にはバルト海へ回航され、10月末にバルト艦隊へ転属しました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦ゼリョヌイ・ドル&セルプホフ近影]

プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦の3番艦「シクヴァル」は、2016年7月29日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シクヴァルは起工された]
2018年5月5日に進水しました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の3番艦シクヴァルは進水した]
その後、「オジンツォボ」と改名されました。
2020年5月20日にバルト海で洋上試験を開始しました。
[高射複合体パーンツィリ-Mを装備するカラクルト級小型ロケット艦3番艦オジンツォボはバルト海で洋上試験を開始した]
2020年8月、2隻の小型ロケット艦はロシア内陸水路経由でバルト海から白海及びバレンツ海へ回航され、「ゼリョヌイ・ドル」はセヴェロモルスク、「オジンツォボ」はセヴェロドヴィンスクへ到着しました。

今後、2隻の小型ロケット艦はバレンツ海と白海で兵器の試験を行ないます。
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年8月19日17時5分配信
【北方艦隊は最新小型ロケット艦の試験の支援を準備する】
本日(8月19日)、北方艦隊主要基地セヴェロモルスクへ、バルト艦隊のプロジェクト21631小型ロケット艦「ゼリョヌイ・ドル」~近代化された「ブヤン-M」シリーズの4番艦で、有翼ミサイル「カリブル」を装備する~が到着した。
同日、セヴェロドヴィンスクへ、バルト艦隊の為に建造された更なる「カリブル」装備の小型ロケット艦「オジンツォボ」が到着した。
これは、プロジェクト22800艦である。
北方艦隊の部隊の支援の為の然るべき準備の後、最新小型ロケット艦の乗組員は、バレンツ海及び白海でミサイル兵器複合体の試験へ着手する。
小型ロケット艦は、内部水路交通線と白海運河システムで北方艦隊への移動を行なった。
先週、北方艦隊の白海海軍基地へ、黒海艦隊のプロジェクト22160哨戒艦のトップ「ワシーリー・ブイコフ」が移動を行なった。
こちらも同様に、北方艦隊の部隊が白海エリアでの海上兵器システムの試験実施を支援する。
北方艦隊は、様々な兵器複合体の実地射撃実施を含む最新の艦及び潜水艦の試験の支援の豊富な経験を有している。
今年だけでも、北方艦隊は、最新の戦略用途ロケット水中巡洋艦「クニャージ・ウラジーミル」の試験及びミサイル射撃を支援し、プロジェクト885M(ヤーセン-M)原子力潜水艦のトップ「カザン」の試験の支援を続けている。

プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の4番艦「ゼリョヌイ・ドル」は、ロシア内陸部ゼレノドリスクの『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場』で2012年8月29日に起工され、2015年4月2日に進水し、2015年12月12日にロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入されました。
2016年10月にはバルト海へ回航され、10月末にバルト艦隊へ転属しました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦ゼリョヌイ・ドル&セルプホフ近影]

プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦の3番艦「シクヴァル」は、2016年7月29日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シクヴァルは起工された]
2018年5月5日に進水しました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の3番艦シクヴァルは進水した]
その後、「オジンツォボ」と改名されました。
2020年5月20日にバルト海で洋上試験を開始しました。
[高射複合体パーンツィリ-Mを装備するカラクルト級小型ロケット艦3番艦オジンツォボはバルト海で洋上試験を開始した]
2020年8月、2隻の小型ロケット艦はロシア内陸水路経由でバルト海から白海及びバレンツ海へ回航され、「ゼリョヌイ・ドル」はセヴェロモルスク、「オジンツォボ」はセヴェロドヴィンスクへ到着しました。

今後、2隻の小型ロケット艦はバレンツ海と白海で兵器の試験を行ないます。
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