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ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと原子力水中巡洋艦オムスクはベーリング海で対艦ミサイルを発射した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年8月27日5時15分配信
【太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦「オムスク」とロケット巡洋艦「ワリャーグ」はベーリング海で海上目標へ有翼ミサイルによる打撃を与えた】

海軍演習『大洋の盾-2020』及び遠海ゾーンにおける太平洋艦隊グループ戦力の戦術演習の計画下で、太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」原子力水中巡洋艦「オムスク」は、ベーリング海エリアにおいて、海上目標への合同ミサイル射撃を実施した。
部隊の行動の総指揮は、複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」艦上でロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将が行なった。

親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、対艦有翼ミサイル複合体「ヴルカーン」の発射を行ない、そして原子力水中巡洋艦「オムスク」は水面下から対艦ミサイル「グラニート」で攻撃した。
客観的観測データによると、双方のミサイルは、それぞれ450km以上離れた標的と320km以上離れた標的を成功裏に撃破した。

戦闘訓練の安全は、太平洋艦隊の15隻の戦闘艦及び船、更には艦隊海上航空隊航空機により保障された。


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2020年8月27日12時13分配信
【チュクチ沿岸の太平洋艦隊の沿岸ミサイル複合体「バスチオン」はアナドイル湾の水上演習目標を有翼ミサイルで撃破した】

ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将指揮下の海軍演習『大洋の盾-2020』及び遠海ゾーンにおける太平洋艦隊グループ戦力の戦術演習の枠組みにおいて、沿岸機動複合体「バスチオン」アナドイル湾の困難な標的へのミサイル射撃を実施した。

大型揚陸艦チュクチへ運ばれた複合体は、アナドイル湾沿岸の場所を横切り、地域へ設置された陣地へ50kmの行進を行なった。
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「バスチオン」班は、230kmを超える距離の海上目標へ2基の対艦有翼ミサイル「オーニクス」の発射を行なった。
有翼ミサイルの飛翔は通常モードで行なわれ、目標は成功裏に撃破された。



ロシア太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」は、2020年3月下旬から5月初頭まで日本海及びオホーツク海で戦術演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の主力水上艦はウラジオストクへ帰投した]

コルベット「グロームキー」「ソヴェルシェーンヌイ」は、2020年4月初頭から6月下旬まで遠距離航海を行ない、太平洋へ進出しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"と"グロームキー"は遠距離航海を終えてウラジオストクへ帰投した]

これらの艦の一部は、2020年7月26日の『ロシア海軍の日』ウラジオストク(金角湾)の観艦式へ参加しました。




この5隻は、2020年8月15日までに小型対潜艦支援船を伴い、ウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上艦はウラジオストクを出航した]

この艦船部隊は、オホーツク海、カムチャツカ半島およびチュクチ半島沿岸で演習を行ないます。

8月17日には、カムチャツカ半島アヴァチンスキー湾で、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」が、海上目標(海上曳航盾船)及び沿岸目標への砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはカムチャツカ沖で砲撃訓練を実施した]

8月24日にはベーリング海北西部で複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」ヘリコプター発着訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の複合測定艦マルシャル・クルイロフはベーリング海北西部で艦載ヘリコプターの発着艦訓練を行なった]

8月26日には2隻のコルベットチュクチ沿岸のアナドイル湾で海上目標(海上曳航盾船)への砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット"グロームキー"と"ソヴェルシェーンヌイ"はベーリング海北部で砲撃訓練を行なった]

8月27日にはナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」原子力水中巡洋艦「オムスク」ベーリング海対艦ミサイルを発射しました。
同日、チュクチ沿岸から地対艦ミサイル「バスチオン」(オーニクス)の発射訓練も行われました。
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