ロシア海軍の50隻の艦船がベーリング海演習へ参加している

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2020年8月28日11時8分配信
【ロシアは50隻の艦船を北極演習へ参加させている】
モスクワ、8月28日-ロシア通信社ノーボスチ
ロシアは50隻の艦船、更には40機以上の飛行装置を北極でのミサイル射撃演習へ参加させている。
ロシア連邦海軍総司令官ニコライ・エフメノフは発表した。
「50隻以上の戦闘艦及び船、航空隊~40機以上の空中船が関わっています」
彼は話した。
エフメノフは、以前に艦がミサイル射撃を実施した事を想い起こした。
彼によると、水上艦、潜水艦及び航空隊は、共に「単一の困難な目標」に対し行動した。
訓練実施の質に総司令官は満足した。
「今、私共は、北極の境界線に習熟しており、演習の主な方向性は、チュクチに合わせられています。
そこは、正に太平洋側、そして北氷洋側です。
北極のロシアセクションは、ロシア軍の管理下にあり、この地域の経済発展の為、我々の軍は、ここで増加しております」
彼は付け加えた。
ロシア太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」は、2020年3月下旬から5月初頭まで日本海及びオホーツク海で戦術演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の主力水上艦はウラジオストクへ帰投した]
コルベット「グロームキー」と「ソヴェルシェーンヌイ」は、2020年4月初頭から6月下旬まで遠距離航海を行ない、太平洋へ進出しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"と"グロームキー"は遠距離航海を終えてウラジオストクへ帰投した]
これらの艦の一部は、2020年7月26日の『ロシア海軍の日』のウラジオストク(金角湾)の観艦式へ参加しました。
この5隻は、2020年8月15日までに小型対潜艦や支援船を伴い、ウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上艦はウラジオストクを出航した]
この艦船部隊は、オホーツク海、カムチャツカ半島およびチュクチ半島沿岸で演習を行ないます。
8月17日には、カムチャツカ半島のアヴァチンスキー湾で、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」が、海上目標(海上曳航盾船)及び沿岸目標への砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはカムチャツカ沖で砲撃訓練を実施した]
8月24日にはベーリング海北西部で複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」がヘリコプター発着訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の複合測定艦マルシャル・クルイロフはベーリング海北西部で艦載ヘリコプターの発着艦訓練を行なった]
8月26日には2隻のコルベットがチュクチ沿岸のアナドイル湾で海上目標(海上曳航盾船)への砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット"グロームキー"と"ソヴェルシェーンヌイ"はベーリング海北部で砲撃訓練を行なった]
8月27日にはナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と原子力水中巡洋艦「オムスク」がベーリング海で対艦ミサイルを発射しました。
同日、チュクチ沿岸から地対艦ミサイル「バスチオン」(オーニクス)の発射訓練も行われました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと原子力水中巡洋艦オムスクはベーリング海で対艦ミサイルを発射した]
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