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北方艦隊司令官は、ロシア艦艇乗員の技量向上を確認する

『GZT.ru』(ガゼータ・ロシア)より

【北方艦隊司令官は、艦船乗員の技量水準の向上を確認する】

北方艦隊艦艇打撃グループを指揮する北方艦隊司令官ニコライ・マクシーモフ海軍中将は、現在、バレンツ海で行われている演習で、艦艇乗組員の技量水準の向上に着目する。

「現在、バレンツ海で行われている演習において、艦艇打撃グループの艦船乗員および操縦士は、技量水準が向上している事を示しました」
ニコライ・マクシーモフ海軍中将は、RIAノーボスチに対し、こう語った。

彼によると、これは航海中に戦略航空部隊を参加させた最初の演習では無い。
「彼らは、全て最高の技量水準に到達しました。複合部隊の艦船乗組員は、航空部隊と共に異なる海域において任務を遂行しました」
北方艦隊司令官は注意を促した。

艦艇打撃グループは、重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」「アドミラル・チャバネンコ」、支援艦「セルゲイ・オシポフ」「ニコライ・チケル」で構成される。
艦艇打撃グループは、12月5日に北東大西洋および地中海への遠征に出発して以来、既に2ヶ月間海上に居る。
艦艇打撃グループの総指揮は、航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」艦上から執られている。
演習には、ロシア黒海艦隊旗艦のロケット巡洋艦「モスクワ」およびロシア連邦空軍の戦略任務長距離航空部隊も加わった。
航海の全航程で、艦船は12,000海里以上を航行する。

北大西洋への北方艦隊の艦艇打撃グループの遠征は、2004年が最後であり、地中海への遠征は、2000年以降、(計画されたが)実行できなかった。
ロシア北方および黒海艦隊の2つの艦隊が参加する統合演習は、ここ15年間は行われておらず、ソヴィエト社会主義共和国連邦が有った時以来である事に注目する必要がある。

艦艇打撃グループは、2月3日に基地へ戻る事が見込まれている。
『GZT.ru』2008年2月1日20時26分
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