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艦上練習機Su-25UTGは寿命延長改修を行なった

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『アヴィアポルト』より
2013年1月9日配信
【修理によりSu-25UTGの運用期間は8年延長される】
モスクワ、1月9日、アヴィアポルト

艦上練習訓練機Su-25UTGの修理が実施され、運用期間は8年延長される。
『アヴィアポルト』は、防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

彼によると、Su-25UTGの修理は、モスクワ近郊クビンカ第121航空機修理工場で実施されており、同企業では、襲撃機Su-25Su-25SMへの近代化も行なわれている。

Su-25UTGは、修理の際にR95Shエンジンが装着されると対談者の代理人は説明した。

伝えられた所によると、セヴェロモルスク-3(ムルマンスク地域)飛行場を基地とする唯一のロシア海軍航空隊第279独立艦上戦闘機航空機連隊は、昨年末に大規模修理を終えた2機の航空機Su-25UTGを受領した。

これ(Su-25UTG)は、1990年から1993年までに13機が製造された。
ウラン-ウデ航空機製造工場で生産されたSu-25UTGは、現在、第279連隊に7機が在籍している。

飛行機(Su-25UTG)は、類似する飛行機Su-25UBから製造された。
Su-25UBと比較するとSu-25UTGは機体が強化され、甲板へ着艦する為のフックが取り付けられている。
航空機Su-25UTGは、ウラン-ウデ航空機製造工場で少数機が生産された。

航空機Su-25UTGは、いかなる戦闘任務を実行する能力も無い。
それは戦闘任務を実行する為の全ての兵器を取り外されている。

Su-25UTGの最大離陸重量は16,245kgである。
最高速度は時速930-950kmになる。
巡洋艦のトランポリン甲板からの離艦距離は150m、甲板への着艦時には90mを走行する。


[艦上訓練用練習機Su-25UTG]
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艦上練習機Su-25UTGは、ロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の為の着艦練習機です。
あくまでも純粋な練習機であり、艦上攻撃機としては運用されていません。
現在の保有機数は7機との事です。

艦上戦闘機Su-33と共に「ソヴィエト連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ名称記念・第279艦上戦闘機航空連隊」に所属しており、普段はムルマンスク地域セヴェロモルスク-3飛行場に駐留しています。
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既に製造から20年が経過していますが、具体的な後継機の計画は無く、今回の記事に有るようにモスクワ郊外第121航空機修理工場で寿命延長近代化改修が行なわれました。
【株式会社「第121航空機修理工場」公式サイト】
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