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ロシア海軍の第5世代潜水艦ハスキーとカリーナの開発作業は進められている

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2020年9月9日3時8分配信
【『統合造船業営団』は新たな潜水艦プロジェクト「カリーナ」及び「ハスキー」の開発について話した】
モスクワ、9月9日-ロシア通信社ノーボスチ

最新の第5世代潜水艦原子力艦「ハスキー」ディーゼル艦「カリーナ」のプロジェクト実現は、独占的に『統合造船業営団』としての主導の下で進められている。
『ロシア通信社ノーボスチ』は、同営団のトップ、アレクセイ・ラフマノフより伝えられた。

以前、開発のスタートは、プロジェクト設計者である中央設計局『マラヒート』及び海洋工学中央設計局『ルビーン』により繰り返し表明された。

「誰も、これらのプロジェクトを断念しておりません。
私共は、創意を発揮できる枠組みにおいて、開発を継続しております。
一部の作業には国防省から(費用が)支払われており、一部の作業は、現在、率先して継続されております」
ラフマノフ
は話した。

彼は、これは海軍と業界の双方にとって心配事のあるテーマであり、従って、今日において次世代潜水艦を考えないわけには行かない事を強調した。

「比較的少ない費用とエンジニアの労力で解決できる問題が有ります。
ですが、我々の純利益の支出に基づく可能性も同様に制限されてしまいます。
我々は、第5世代将来潜水艦に関する決定が近い内に採択される事を非常に望んでおります」
ラフマノフ
は話した。

最新プロジェクトに関する公式情報は機密扱いである。

非公式情報筋によると、「ハスキー」は2つのヴァージョンで開発されている。
1つ目は、対潜ミサイル「カリブル」を装備し、潜在敵の潜水艦の破壊の為に意図されている。
2つ目は、航空母艦とロケット巡洋艦を撃破する為、対艦有翼ミサイル「ツィルコン」での武装が望まれている。

「カリーナ」の設計完了は2015年に計画されていた。
予備設計では、有翼ミサイル複合体「カリブル」の配置と、2つのヴァージョンのエンジン~非大気依存発電装置リチウムイオンバッテリーの使用の能力が提供されていた。



現在、ロシア海軍次世代(第5世代)潜水艦は2つのタイプの開発が進められています。

第5世代原子力潜水艦「ハスキー」(ライカ)
[ロシア第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー/ライカ」]

第5世代通常動力潜水艦「カリーナ」
[ロシア第5世代通常動力潜水艦プロジェクト「カリーナ」]
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