ロシア海軍初の戦闘艇の女性乗組員の試験運用は完了した
- カテゴリ:ロシア黒海艦隊(2020年-)
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2020年9月14日9時14分配信
【黒海艦隊で初めて女性乗組員が形成された】
モスクワ、9月14日-ロシア通信社ノーボスチ
哨戒艇の女性乗組員の形成の為の実験がロシア連邦黒海艦隊で行なわれ、この発意は成功と認められた。
月曜日、黒海艦隊情報供給部長アレクセイ・ルリョフ2等海佐は表明した。

「黒海艦隊で哨戒艇の女性乗組員を作成する為の実験は、成功裏に完了しました。
実験中、女性軍人は集中的な総合軍事訓練コースを経過し、艇長、機関電気技術者、操舵信号士の専門研修を受けました」
彼は話した。
プロジェクトの初期段階において実験乗組員は、サンクトペテルブルクの海軍統合訓練センターで特別コースを経過し、4等艦の乗組員としての訓練コースで再訓練を行なった。
「出航すると、彼女たちは自身で、職務に従事する為の全ての義務を遂行し、動力装置、航法機器、哨戒艇の部品と機構の整備を行ないました。
黒海艦隊の艦船駐留所海域の哨戒演習中、乗組員は、対水中工作防衛、更には艦艇のダメージコントロールの訓練を実施しました」
ルリョフは話した。
演習の最終段階で、乗組員は、実地擲弾射撃と標準兵器からの射撃の戦闘訓練の課題を完璧に成功裏に実行した。
「実習の最期で、女性乗組員は、自身での艇の制御へ入り、職責を遂行する為のテストへ成功裏に移行しました。
実験の結果は用意され、更なる決定を下す為、ロシア海軍総司令部へ送信されました」
ルリョフは指摘した。
ロシア海軍史上初の戦闘艇の女性乗組員は、2020年3月初頭までに黒海艦隊で編成されました。
[ロシア海軍黒海艦隊のラプトル型哨戒艇の1隻は女性乗組員で構成される]
右から
ユーリヤ・クロチキナ(操舵信号士)
アーンナ・ブリケズ(艇長)
オーリガ・チュロコヴァ(機関士)

この3名は、元々はプロジェクト03160「ラプトル」型哨戒艇の乗組員として訓練を受けていたのですが、まず手始めに2020年6月から黒海艦隊のIC16MII型哨戒艇で勤務する事になりました。

[ロシア海軍黒海艦隊の哨戒艇P-834は女性乗組員を受け入れた]
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