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ロシア海軍太平洋艦隊のボレイ級戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦アレクサンドル・ネフスキーは長期洋上任務を終えてヴィリュチンスクへ帰投した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年9月24日6時3分配信
【長期航海後の原子力ロケット水中巡洋艦「アレクサンドル・ネフスキー」はカムチャツカで出迎えられた】

カムチャツカの恒久駐留所へ、長期任務を遂行後の戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦「アレクサンドル・ネフスキー」が戻ってきた。

桟橋で潜水艦乗員は、太平洋艦隊潜水部隊司令官ウラジーミル・ドミトリエフ中将、潜水艦連合部隊本部の士官、ヴィリュチンスク市地区行政府の代表、家族及び親類に出迎えられた。

会合で太平洋艦隊潜水部隊司令官は、指示された任務を成功裏に遂行した潜水艦船員を祝福し、伝統に沿って巡洋艦艦長セルゲイ・モケーエフ1等海佐へ子豚の丸焼きを贈った。

原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」ロシア第4世代原子力潜水艦であり、有名なロシアの司令官アレクサンドル・ヤロスラヴィチ・ネフスキー大公に敬意を表して命名されたプロジェクト「ボレイ」2番艦である。
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ロシア海軍第4世代原子力潜水艦プロジェクト955「ボレイ」戦略用途原子力水中巡洋艦の2番艦K-550「アレクサンドル・ネフスキー」は、2004年3月19日に起工され、2010年12月6日に進水し、2013年12月23日にロシア連邦海軍へ引き渡され、太平洋艦隊へ編入されました。
[ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

2015年9月30日にカムチャツカヴィリュチンスク基地へ到着しました。
[ロシア海軍新世代戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーはカムチャツカ半島の原潜基地へ到着した]

その後はオホーツク海での戦略核パトロール任務に就いています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーは任務を終えて帰投した]

2017年6月から9月頃までクラシェ二ーンニコフ湾の浮きドックへ入渠していました。
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2018年4月16日、同型艦「ウラジーミル・モノマーフ」と対決方式の水中戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のボレイ級戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦ウラジーミル・モノマーフとアレクサンドル・ネフスキーはカムチャツカ沖で『決闘』を行なった]

2018年4月19日には、敵の潜水艦の攻撃を受けたという想定下での艦内の各種ダメージコントロールの訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦アレクサンドル・ネフスキーはダメージコントロール訓練を行なった]

2019年3月15日には、海上での乗組員の各種錬成訓練(錬成任務L-2)の一環として、基地周辺に機雷が敷設されているという想定下で、掃海艦の先導による出航訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦アレクサンドル・ネフスキーは海上訓練を行なう]

2019年10月4日、同型艦「ウラジーミル・モノマーフ」と対決方式の水中戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のボレイ級戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦アレクサンドル・ネフスキーとウラジーミル・モノマーフとはカムチャツカ沖で『対決』した]

2020年8月4日、、同型艦「ウラジーミル・モノマーフ」と対決方式の水中戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のボレイ級戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦アレクサンドル・ネフスキーとウラジーミル・モノマーフはカムチャツカ沖で『決闘』を行なった]

2020年9月24日、「長期任務」を終えて母港ヴィリュチンスクへ帰投しました。
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「長期任務」の具体的な内容には一切触れられていませんが、オホーツク海での核パトロールでしょう。
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