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ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で対戦した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年10月19日3時8分配信
【太平洋艦隊のディーゼル潜水艦は日本海で魚雷射撃を伴う水中決闘を行なった】

太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊ディーゼルエレクトリック潜水艦は、日本海エリアで演習を行ない、その中で決闘局面で決着を付けた。

戦闘訓練射爆場で太平洋艦隊の2隻の潜水艦は、潜水艦の兵器及び水中音響対抗手段を用いた仮想敵潜水艦の捜索、攻撃及び反撃の実地技量へ習熟した。

ディーゼル潜水艦の1隻は「敵」潜水艦を探知し、有利な位置で実弾魚雷の一斉射撃を行なった。

2隻目の潜水艦は回避機動を行ない、反撃へ入った。
潜水艦乗員は妨害及び囮目標を設定して追跡からの離脱を行なった。

海上での訓練実施は、コルベット「グロームキー」により保障された。



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ロシア太平洋艦隊通常動力潜水艦(プロジェクト877)は、現在、全てウラジオストク南部ウリス湾に駐留する第19潜水艦旅団に所属しています。

[第19潜水艦旅団]
B-394「ヌルラト」
(1988年12月30日就役)修理中
B-464「ウスチ-カムチャツク」(1990年1月30日就役)
B-494「ウスチ-ボリシェレツク」(1990年12月30日就役)
B-187「コムソモリスク・ナ・アムーレ」(1991年12月30日就役)近代改装後、2017年1月27日に再就役
B-190「クラスノカメンスク」(1992年12月30日就役)
B-345「モゴーチャ」(1994年1月22日就役)

これらの潜水艦は、日本海で哨戒任務へ就く以外に、太平洋艦隊の艦船や航空機が対潜戦闘訓練を行なう際の「相手役」も務めています。

更には、潜水艦同士で「対決」する戦闘訓練も度々行っています。

2018年3月21日
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で『決闘』を行なった]

2019年3月18日
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で『対決』した]

そして2020年10月19日にも2隻の潜水艦(艦名非公表)が日本海で「対戦」しました。
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