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ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31BMは領空侵犯機の強制着陸訓練を行なった



『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年10月20日2時0分配信
【カムチャツカの太平洋艦隊の戦闘機MiG-31BMは夜間に「侵犯航空機」へ同行し、強制着陸させる演習を行なった】

カムチャツカ太平洋艦隊独立混成航空連隊高空迎撃戦闘機MiG-31BMは、演習中に仮想敵航空機へ夜間に同行し、飛行場へ強制着陸させる練習を行なった。

空中で対抗する第2の参加者は、高高度でのロシア領空への侵入を模した航空機MiG-31であった。

「侵犯機」へ同行する戦闘機の離陸は、エリゾヴォ飛行場から行なわれた、
海上飛行士は、目視で航空機を探知し、彼らと無線で交信し、迎撃機に付き従う要求を出した。
指示に従わなかった後、MiG-31BM乗員は「侵犯機」へ接近し、従わせる機動を強制し、その後、飛行場まで同行した。



[高空迎撃戦闘機MiG-31(ロシア太平洋艦隊)]
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カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場には、太平洋艦隊海軍航空隊迎撃戦闘機MiG-31が駐留しています。

エリゾヴォ基地
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エリゾヴォ基地MiG-31
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このMiG-31は、元々はロシア防空軍第865独立戦闘機航空連隊(1989年にSu-15からMiG-31へ機種改編)に所属していたのですが、防空軍空軍と合併した後の1998年7月1日に海軍航空隊へ移管されました。

その後、第865独立戦闘機航空連隊は廃止され、第317混成航空連隊の下の1個飛行隊へ改編されました。

現在は、約20機のMiG-31が配備されています。


現在、ロシア航空宇宙軍MiG-31は、電子機器を換装し、対地/対艦ミサイルの運用能力を付与するMiG-31BMへの近代化改修を行なっています。



太平洋艦隊海軍航空隊所属のMiG-31MiG-31BMへ改修される事になり、2019年2月20日に最初の2機がカムチャツカエリゾヴォ飛行場へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊へ近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMが配備された]
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊は近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMの慣熟訓練を進めている]
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊は近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMの飛行訓練を行なっている]
[ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31BMは空中戦闘訓練を行なった]

2020年2月8日、次のMiG-31BMエリゾヴォへ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊へ高空迎撃戦闘機MiG-31BMが配備された]


現在の所、太平洋艦隊海軍航空隊では、第317混成航空連隊の下に1個飛行隊が配備されているMiG-31ですが、今後は更なる1個飛行隊が増強される事になるようです。
[カムチャツカに駐留するロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31は増強される]
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