ロシア北方艦隊海賊対処部隊はスペインのセウタ港で20万ユーロを支出した


『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
【ロシア海軍将兵はスペインのセウタで20万ユーロを支出した】
2013年1月17日
大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船「アルタイ」、中型海洋給油船「ドゥブナ」で構成されるロシア北方艦隊艦船支隊のスペインのセウタ港への訪問は、同市の経済に良い影響を与えた。
『エル・ファロ』紙は、セウタ市庁の代表者の声明を引用して報じた。
同紙によると、ロシア海軍将兵は、同市への3日間の滞在で約20万ユーロを支出した。
『エル・ファロ』紙の指摘によれば、ロシア海軍艦船支隊のセウタへの主な発注は、「ヴィルマ・オイル」社からの燃料750トンの購入であった。
更に、ロシア艦へは、204トンの飲料と真水が販売された。
その他の金銭の支出は、海軍将兵による買い物であった。
セウタ市庁の代理人ホセ・トラッドは、最近のセウタへのロシア艦及び支援船計32隻の業務訪問で、総計6400名の乗組員は同市で計1600万ユーロを支払ったと伝えた。
「ロシア艦の訪問は、経済的な観点から市の為に非常に有益でした」
トラッドは強調した。
現在、艦船支隊はギリシャのスーダ港へ滞在しており、1月18日に出港する。
その後、大型対潜艦「セヴェロモルスク」と支援船は地中海エリアの航行を続ける。
大型対潜艦「セヴェロモルスク」の航海は2012年12月18日に始まった。
北方艦隊主要基地セヴェロモルスクを去った後、同艦は5000海里以上を航行した。
北方艦隊の大型対潜艦「セヴェロモルスク」を中核とする北方艦隊アデン湾海賊対処部隊は、2012年12月18日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクを出港しました。
[大型対潜艦セヴェロモルスクはソマリア沖へ向かった]
2012年12月25日、英仏海峡を通過しました。
[北方艦隊アデン湾海賊対処部隊は英仏海峡を通過する]
2013年1月1日はビスケー湾で迎えました。
[北方艦隊アデン湾海賊対処部隊はビスケー湾で新年を祝う]
2013年1月5日、スペインのセウタ港を訪問し、1月7日まで滞在しました。
『イタルタス・サンクトペテルブルク支局』より
2013年1月5日14時31分配信
【北方艦隊の大型対潜艦「セヴェロモルスク」は地中海でスペインのセウタ港へ入港した】

この訪問中に同市へ約20万ユーロ(約2380万円)のお金を落としたという事でしょう。
その後、北方艦隊海賊対処部隊は1月14日にギリシャのスーダ港を訪問しています。
[北方艦隊海賊対処部隊はクレタ島を訪れた]
北方艦隊海賊対処部隊は、アデン湾へ行く前に地中海東部でバルト艦隊、黒海艦隊との合同演習に参加するようです。
[ロシア海軍は1月末に地中海及び黒海で4艦隊の合同演習を実施する]
[ロシア黒海艦隊はシリア沖で演習を実施する]
[ロシア海軍は1月末に地中海東部で演習を行なう]
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