ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3はオホーツク海で潜水艦の捜索・追跡訓練を行なった
- カテゴリ:遠距離対潜哨戒機Tu-142
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年11月13日7時5分配信
【太平洋艦隊の航空機Tu-142M3乗員はオホーツク海エリアで仮想敵潜水艦の捜索・追跡任務へ取り組んだ】
計画飛行実施中に太平洋艦隊海上航空隊の遠距離対潜航空機Tu-142M3乗員は、「カーメニ・ルチェイ」飛行場から離陸し、オホーツク海エリアで仮想敵潜水艦の捜索、分類と追跡の任務へ取り組んだ。
実地行動中に飛行士は電波位置測定探知手段と水中音響探知手段を複合使用し、ブイを設置し、そこから送信された情報を受信し、分析した。
これに加えてTu-142M3乗員は、目標物の無い場所の上空で指定コースを通過し、地上電波工学航法手段を欠いた条件下での操縦における整然とした行動の技量を改善した。
ソ連/ロシア海軍の遠距離対潜哨戒機Tu-142は、戦略爆撃機Tu-95の海軍向けヴァージョンであり、1968年6月18日に初飛行し、1972年11月15日に軍備採用されました。
1968年から1994年までに合計で100機生産され、この内の8機はインドへ輸出されました。
現在、ロシア海軍航空隊では、北方艦隊と太平洋艦隊に各12機が在籍しています。
太平洋艦隊所属機はカーメニ・ルチェイ飛行場(モンゴフト)に配備されています。
カーメニ・ルチェイ飛行場(モンゴフト)



太平洋艦隊のTu-142は、度々遠方海域へ進出しています。
2019年8月6日、太平洋艦隊の2機のTu-142がアラスカ、カナダ及びアリューシャン列島沖を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Tu-142はアリューシャン列島、アラスカ、カナダ沖を飛行した]
2020年3月9日、太平洋艦隊の2機のTu-142がアラスカ周辺を長時間飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142はアラスカ周辺を長時間飛行した]
3月14日、太平洋艦隊の2機のTu-142は北極海で長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は北極海上空で長時間飛行を行なった]
5月23日、太平洋艦隊の2機のTu-142は太平洋で長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3は太平洋上空で長時間飛行を行なった]
6月27日には、北方艦隊と太平洋艦隊の合計7機のTu-142が同じ日に長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊と太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142MKは、バレンツ海及びノルウェー海、北太平洋の上空で長時間飛行を行なった]
8月28日には太平洋艦隊の4機のTu-142が太平洋で長時間飛行を行ないました。
他の艦隊の航空機も同じ日に長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍航空隊の4艦隊の航空隊は同時飛行訓練を行なった]
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