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ロシア海軍とエジプト海軍の合同演習『友情の橋-2020』はノヴォロシースクで始まる

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2020年11月17日10時52分配信
【ノヴォロシースクでロシア-エジプト海軍演習が始まる】

11月17日・火曜日、エジプト海軍艦艇支隊は、11月17日から24日まで黒海艦隊の射爆場で実施される合同演習『友情の橋-2020』へ参加する為にノヴォロシースク港へ入った。
ロシア連邦国防省広報サービスが説明したように、エジプト側からはフリゲート「アレクサンドリア」、コルベット「アル・ファテフ」、ロケット艇「ファハミ」が演習へ関わる。


演習で黒海艦隊を代表するのは、フリゲート「アドミラル・マカロフ」、小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」、哨戒艦「ドミトリー・ロガチョフ」、救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」である。

黒海艦隊エジプト海軍の艦は、全ての種類の防護及び防衛へ取り組み、その中で容疑船を臨検し、遭難船を援助する。
水上及び空中目標への射撃、更には海上での物資補充が行なわれる。



前回のロシア・エジプト海軍合同演習『友情の橋-2015』は、2015年6月中旬に地中海東部で実施されました。

2015年6月6日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」、エアクッションロケット艦「サムーム」、大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」、海洋曳船「MB-31」の4隻は、エジプトアレクサンドリアを訪れました。
[ロシア海軍黒海艦隊艦船部隊はエジプトを訪れた]

この4隻+バルト艦隊大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」が、ロシア・エジプト海軍合同演習『友情の橋-2015』へ参加しました。
[ロシア海軍とエジプト海軍の合同演習『友情の橋-2015』は地中海で実施される]
[ロシア海軍とエジプト海軍は合同演習『友情の橋-2015』の打ち合わせを行なった]
[ロシア海軍黒海艦隊艦船はエジプトのアレクサンドリアに居る]

エジプト海軍からはフリゲート「タバ」、「シャルム・エル・シェイク」、ミサイル艇「4月25日」、「6月18日」、給油船「シャラティン」の他に、エジプト空軍からF-16戦闘機2機も参加しました。

6月10日、ロシア海軍エジプト海軍の演習参加艦はアレクサンドリアを抜錨し、地中海東部の演習実施海域へ向かいました。
[合同演習『友情の橋-2015』に参加するロシア海軍とエジプト海軍の艦船はアレクサンドリアを抜錨した]


ロシア海軍エジプト海軍は、地中海東部で様々な想定下の演習を行ないました。
[ロシア海軍とエジプト海軍は地中海東部で合同演習を行なっている]
[戦闘機F-16はロシア海軍とエジプト海軍の合同演習へ参加した]
[ロシア海軍とエジプト海軍は地中海東部で砲撃訓練を行なった]

6月12日に演習は完了しました。
[地中海東部でのロシア海軍とエジプト海軍の合同演習『友情の橋-2015』は終了した]

翌6月13日、ロシア海軍エジプト海軍の演習参加艦船はアレクサンドリア港へ戻りました。
[合同演習『友情の橋-2015』を終えたロシア海軍とエジプト海軍の艦船はアレクサンドリアへ戻った]



それから5年後、今度は黒海ロシア海軍エジプト海軍合同演習『友情の橋-2020』が行なわれる事になりました。

エジプト海軍の演習参加艦艇(フリゲート「アレクサンドリア」、コルベット「アル・ファテフ」、ミサイル艇「ファハミ」)は、11月15日にボスポラス海峡を通過し、11月17日にノヴォロシースク海軍基地へ到着しました。


ロシア海軍からは、黒海艦隊フリゲート「アドミラル・マカロフ」小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」哨戒艦「ドミトリー・ロガチョフ」救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」が参加します。

前回の『友情の橋-2015』ロシア側の参加艦船は、殆どがソ連時代に就役した艦でしたが(「サムーム」のみ2000年就役)、今回は2010年代に就役した新鋭艦のみが参加します。
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