ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフとフリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で戦闘演習を行なう
- カテゴリ:ロシア北方艦隊(2020年-)


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年11月17日18時19分配信
【北方艦隊のロケット巡洋艦とフリゲートは戦闘演習任務を遂行する為にバレンツ海へ出航した】
本日(11月17日)、北方艦隊のロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」とフリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」は、計画戦闘訓練任務を遂行する為にバレンツ海へ出航した。
この数日間、艦の乗組員は戦闘班の整然とした行動へ取り組み、航行中及び停泊中に対空及び対潜防衛、ダメージコントロールの一連の艦内演習を行ない、更に北方艦隊の航空・防空軍航空隊との連携へ取り組む。
海上での任務遂行を完了した後、ロケット巡洋艦とフリゲートは、北方艦隊主要基地-セヴェロモルスクへ戻る。
ロシア北方艦隊のプロジェクト1164「アトラント」(「スラヴァ」級)ロケット巡洋艦の2番艦「マルシャル・ウスチーノフ」(1986年11月5日就役)は、2011年6月にセヴェロドヴィンスク市の艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』へ回航されて近代化改装が始まり、2016年12月末に工事と洋上試験を終えて艦隊へ復帰しました。
[ロシア海軍のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは近代化改装を終えて北方艦隊へ復帰した]
復帰後は活発に行動しており、最近では、アメリカ海軍のミサイル駆逐艦「ロス」がバレンツ海まで進出してきた事を受け、同艦の監視任務の為に出航し、ノルウェー海南部まで追跡しています。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海とノルウェー海でアメリカ海軍駆逐艦を追跡した後に母港へ帰投した]
1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の2番艦「アドミラル-フロータ・カサトノフ」は、2020年7月21日に就役した最新鋭艦です。
[プロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフはロシア海軍へ就役した]
最近では、バレンツ海と白海で演習を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海と白海での演習を終えてセヴェロモルスクへ帰投した]
そして2020年11月17日、この2隻はバレンツ海で演習を行なう為、一緒に出航しました。
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