ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾でアメリカ海軍駆逐艦ジョン・S・マケインの領海侵犯を阻止した
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2020年)
『タス通信』より
2020年11月24日15時39分配信
【軍艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」はアメリカ合衆国海軍の駆逐艦のロシア国境線の侵犯を阻止した】
モスクワ、11月24日/タス通信
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、ピョートル大帝湾でアメリカ合衆国海軍の駆逐艦「ジョン・マケイン」のロシア国境線の侵犯を阻止し、アメリカ軍艦を体当たりで脅した。
ロシア連邦国防省は報道機関へ伝えた。


当局によると、モスクワ時間の火曜日6時17分、日本海に数日間滞在していた駆逐艦「ジョン・マケイン」は、ピョートル大帝湾のロシア連邦領海を「海上境界線を2㎞超えて」侵犯した。
軍艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」は国際通信チャンネルでアメリカ駆逐艦へ、このような行動は許し難く、体当たり機動を適用する可能性が有ると警告した。
警告を受けた後、「ジョン・マケイン」は中立水域へ出たと同省は伝えた。
ロシア国防省が強調したように、アメリカの駆逐艦は、ロシア連邦領海への侵入の試みを2度と実行しようとはしなかった。
次に大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、アメリカ戦闘艦の直ぐ近くで任務の遂行を続けた。
「更に、この海域には太平洋艦隊のコルベット"ソヴェルシェーンヌイ"が向かっています」
ロシア軍当局は指摘した。
10月、中国はアメリカ合衆国海軍の駆逐艦「ジョン・マケイン」が領海へ侵入したと発表した。
アメリカの駆逐艦は、29セル(艦首)と61セル(艦尾)の2基の「イージス」ミサイル発射装置を装備する。
兵装は、有翼ミサイル「トマホーク」、高射誘導ミサイルSM-2「スタンダード-2」、対潜ミサイル複合体RUM-139「アスロック」である。
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