ロシア空母部隊は帰港する(RIAノーボスチ)
北方艦隊の空母部隊が、2ヶ月間の遠征を終え、セヴェロモルスクへ帰港します。
【ロシア連邦北方艦隊の艦艇は、航海を終えてセヴェロモルスクへ戻る】
モスクワ、2月3日(RIAノーボスチ)
日曜日、ロシア連邦北方艦隊艦艇打撃グループ(KUG)は、大西洋への遠征を完了し、セヴェロモルスク基地へ戻る。
ロシア連邦海軍総司令部副官イーゴリィ・ディガロ1等海佐は、RIAノーボスチへ、こう伝えた。
「航海の全航程で、艦艇は12,000海里以上を航行しました。北大西洋への北方艦隊艦艇打撃グループの遠征は、2004年に実施されたのが最後であり、地中海への遠征は、2000年以降、(計画されたが)実行できませんでした」
ディガロは言った。
ロシア連邦国防相アナトーリー・セルジュコフが、クレムリンで行われた会議においてウラジーミル・プーチン大統領に報告したように、ロシアは、世界の海洋において再び存在を示す。
艦艇打撃グループ(KUG)は、2007年12月5日、北東大西洋および地中海への遠征に出港した。
艦艇打撃グループは、重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」「アドミラル・チャバネンコ」、支援艦「セルゲイ・オシポフ」(北方艦隊)「ニコライ・チケル」(北方艦隊)そして「イワン・ブブノフ」(黒海艦隊)で構成される。
航海中、ロシア黒海艦隊旗艦のロケット巡洋艦「モスクワ」が合流し、この15年間で初めてのロシア連邦黒海・北方艦隊の合同演習が実施された。
ロシア連邦空軍の長距離戦略航空部隊と海軍の合同演習も行なわれた。
演習の総指揮は、重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」から執られた。
演習では、ロシア海軍と空軍の40機以上の航空機が共同での活動を始めた。
空軍航空機は、Tu-160、Tu-95MS、Tu-22M3、A -50、Il-78、MiG31、Su-27およびヘリコプターMi-24およびMi-8が参加した。
演習の最終段階において、空軍機は、約40回の出撃を実施したとロシア連邦空軍総司令部副官アレクサンドル・ドロブイシェフスキー大佐は報告した。
彼によると、1月28日から2月2日の演習中、ロシア空軍の操縦士たちは、演習において、偵察行動を実施し、模擬敵部隊艦艇へのロケット攻撃を行ない、そしてまた、空中戦訓練および空中パトロールを実施した。
艦艇打撃グループの航海は、NATO加盟国の警戒を引き起こし、海軍および空軍に偵察された。
次に、海軍総司令部副官イーゴリィ・ディガロ1等海佐は、1月22日にロシア海軍艦艇打撃グループ[KUG]が大西洋で合同演習を首尾よく実施した事を思い起こさせた。
北東大西洋演習において、北方艦隊航空隊と空軍戦略ロケット航空部隊は、合同で訓練を行なった。
訓練には、艦艇打撃グループ[KUG]艦船と共に、空軍戦略航空部隊のTu-160、北方艦隊航空隊のTu-142対潜哨戒機、そして艦載の固定翼機Su-33およびヘリコプターKa-27が参加した。
艦載機操縦士は、航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」および他の艦艇打撃グループ所属艦艇からの飛行活動を遂行した。
1月21日、ロケット巡洋艦「モスクワ」は、初めて、水上に浮かんだ標的を首尾よく撃つ為、世界中にない独特な大質量対艦ミサイル複合体を使用した。
巡洋艦は、装備する主力対艦複合体を含む全てのロケットおよびミサイル発射機の兵装を使用し、8回の戦闘訓練を首尾よく遂行した。
同様の艦艇の射撃は、2003年に行われて以来である。
北方艦隊の大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」は戦闘訓練を達成し、艦載捜索・救助ヘリコプターKa -27は、大型対潜艦を支援した。
後にロシア部隊は、アメリカおよびドイツの戦闘艦による追跡を受けた。
遠征の途中で、ロシア戦闘艦は、ポルトガル艦乗員と大西洋で合同演習を行なった。
1月28日、リスボン港から出港した黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、ポルトガル海軍フリゲート「アルバレス・カブラル」との連係機動演習を行なった。
演習は、事件を避ける為、領海の外の海域で行なうという両政府間の合意に従って実施された。
1月25日から28日までの期間、大西洋航海途中の巡洋艦「モスクワ」は、リスボンを非公式訪問した。
なお、1月後半、大西洋と地中海にまたがってロシアとフランスの演習が実施された。
フランスの港トゥーロンを非公式訪問した後、ロシア海軍の戦闘艦部隊(ロシア海軍艦艇打撃グループを構成する大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」及び支援艦「セルゲイ・オシポフ)は、フランス海軍との連係機動による合同演習を行なった。
演習の第二段階は、フランスのブレスト海軍基地で行なわれた。
「このようなロシア北方・黒海艦隊の合同演習は、遥か以前に行なわれて以来、ありませんでした。艦艇打撃グループの航海は容易であり、戦闘活動任務を成就できました」
RIAノーボスチのインタビューに対し、ロシア連邦北方艦隊司令官ニコライ・マクシーモフ海軍中将は、こう語った。
彼によると、艦艇打撃グループは、大西洋および地中海の遠征を行なうのに十分な弾薬量を有しており、ヘリコプターおよび全ての常用兵器を充足できる。
重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」には、固定翼機Su-33およびSu-25、ヘリコプターKa-27PSが搭載されている。
さらに北方艦隊司令官は、艦艇打撃グループの地中海での貢献について詳細を述べた。
彼によれば、艦艇乗員は、不利な天候と闘う必要が有った。
「私達は、12月5日にセヴェロモルスクを出港し、16日間で地中海へ急行しました。あいにくと、この時点で北東大西洋は晴天であり、艦艇乗員を鍛える機会を台なしにしました。この16日間のうち、14日は海上は嵐(風力5~8)でしたが、南ノルウェーでの2日間は正常な天候でした。艦載機の操縦士は、しばらく飛行する時間さえ持てませんでした」
マクシーモフは述懐した。
彼は次の事に注意を促した「各機器は正常に動作していました。おかげで私達は、故障する事無く地中海へ到着しました」
艦内での生活に関しては秩序あるものである事をマクシーモフは確かめる。
自由時間に北方艦隊の将兵の多くは、映画館や体育館、サウナへ行ったり、読書をしたりして過ごす。
艦艇打撃グループの艦艇には、3500名の人員が居る。
「浴室、サウナ、体育館-これらは、全ての艦船に備えられています」と彼は言った。
RIAノーボスチ・2008年2月3日00時14分
【ロシア連邦北方艦隊の艦艇は、航海を終えてセヴェロモルスクへ戻る】
モスクワ、2月3日(RIAノーボスチ)
日曜日、ロシア連邦北方艦隊艦艇打撃グループ(KUG)は、大西洋への遠征を完了し、セヴェロモルスク基地へ戻る。
ロシア連邦海軍総司令部副官イーゴリィ・ディガロ1等海佐は、RIAノーボスチへ、こう伝えた。
「航海の全航程で、艦艇は12,000海里以上を航行しました。北大西洋への北方艦隊艦艇打撃グループの遠征は、2004年に実施されたのが最後であり、地中海への遠征は、2000年以降、(計画されたが)実行できませんでした」
ディガロは言った。
ロシア連邦国防相アナトーリー・セルジュコフが、クレムリンで行われた会議においてウラジーミル・プーチン大統領に報告したように、ロシアは、世界の海洋において再び存在を示す。
艦艇打撃グループ(KUG)は、2007年12月5日、北東大西洋および地中海への遠征に出港した。
艦艇打撃グループは、重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」「アドミラル・チャバネンコ」、支援艦「セルゲイ・オシポフ」(北方艦隊)「ニコライ・チケル」(北方艦隊)そして「イワン・ブブノフ」(黒海艦隊)で構成される。
航海中、ロシア黒海艦隊旗艦のロケット巡洋艦「モスクワ」が合流し、この15年間で初めてのロシア連邦黒海・北方艦隊の合同演習が実施された。
ロシア連邦空軍の長距離戦略航空部隊と海軍の合同演習も行なわれた。
演習の総指揮は、重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」から執られた。
演習では、ロシア海軍と空軍の40機以上の航空機が共同での活動を始めた。
空軍航空機は、Tu-160、Tu-95MS、Tu-22M3、A -50、Il-78、MiG31、Su-27およびヘリコプターMi-24およびMi-8が参加した。
演習の最終段階において、空軍機は、約40回の出撃を実施したとロシア連邦空軍総司令部副官アレクサンドル・ドロブイシェフスキー大佐は報告した。
彼によると、1月28日から2月2日の演習中、ロシア空軍の操縦士たちは、演習において、偵察行動を実施し、模擬敵部隊艦艇へのロケット攻撃を行ない、そしてまた、空中戦訓練および空中パトロールを実施した。
艦艇打撃グループの航海は、NATO加盟国の警戒を引き起こし、海軍および空軍に偵察された。
次に、海軍総司令部副官イーゴリィ・ディガロ1等海佐は、1月22日にロシア海軍艦艇打撃グループ[KUG]が大西洋で合同演習を首尾よく実施した事を思い起こさせた。
北東大西洋演習において、北方艦隊航空隊と空軍戦略ロケット航空部隊は、合同で訓練を行なった。
訓練には、艦艇打撃グループ[KUG]艦船と共に、空軍戦略航空部隊のTu-160、北方艦隊航空隊のTu-142対潜哨戒機、そして艦載の固定翼機Su-33およびヘリコプターKa-27が参加した。
艦載機操縦士は、航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」および他の艦艇打撃グループ所属艦艇からの飛行活動を遂行した。
1月21日、ロケット巡洋艦「モスクワ」は、初めて、水上に浮かんだ標的を首尾よく撃つ為、世界中にない独特な大質量対艦ミサイル複合体を使用した。
巡洋艦は、装備する主力対艦複合体を含む全てのロケットおよびミサイル発射機の兵装を使用し、8回の戦闘訓練を首尾よく遂行した。
同様の艦艇の射撃は、2003年に行われて以来である。
北方艦隊の大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」は戦闘訓練を達成し、艦載捜索・救助ヘリコプターKa -27は、大型対潜艦を支援した。
後にロシア部隊は、アメリカおよびドイツの戦闘艦による追跡を受けた。
遠征の途中で、ロシア戦闘艦は、ポルトガル艦乗員と大西洋で合同演習を行なった。
1月28日、リスボン港から出港した黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、ポルトガル海軍フリゲート「アルバレス・カブラル」との連係機動演習を行なった。
演習は、事件を避ける為、領海の外の海域で行なうという両政府間の合意に従って実施された。
1月25日から28日までの期間、大西洋航海途中の巡洋艦「モスクワ」は、リスボンを非公式訪問した。
なお、1月後半、大西洋と地中海にまたがってロシアとフランスの演習が実施された。
フランスの港トゥーロンを非公式訪問した後、ロシア海軍の戦闘艦部隊(ロシア海軍艦艇打撃グループを構成する大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」及び支援艦「セルゲイ・オシポフ)は、フランス海軍との連係機動による合同演習を行なった。
演習の第二段階は、フランスのブレスト海軍基地で行なわれた。
「このようなロシア北方・黒海艦隊の合同演習は、遥か以前に行なわれて以来、ありませんでした。艦艇打撃グループの航海は容易であり、戦闘活動任務を成就できました」
RIAノーボスチのインタビューに対し、ロシア連邦北方艦隊司令官ニコライ・マクシーモフ海軍中将は、こう語った。
彼によると、艦艇打撃グループは、大西洋および地中海の遠征を行なうのに十分な弾薬量を有しており、ヘリコプターおよび全ての常用兵器を充足できる。
重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」には、固定翼機Su-33およびSu-25、ヘリコプターKa-27PSが搭載されている。
さらに北方艦隊司令官は、艦艇打撃グループの地中海での貢献について詳細を述べた。
彼によれば、艦艇乗員は、不利な天候と闘う必要が有った。
「私達は、12月5日にセヴェロモルスクを出港し、16日間で地中海へ急行しました。あいにくと、この時点で北東大西洋は晴天であり、艦艇乗員を鍛える機会を台なしにしました。この16日間のうち、14日は海上は嵐(風力5~8)でしたが、南ノルウェーでの2日間は正常な天候でした。艦載機の操縦士は、しばらく飛行する時間さえ持てませんでした」
マクシーモフは述懐した。
彼は次の事に注意を促した「各機器は正常に動作していました。おかげで私達は、故障する事無く地中海へ到着しました」
艦内での生活に関しては秩序あるものである事をマクシーモフは確かめる。
自由時間に北方艦隊の将兵の多くは、映画館や体育館、サウナへ行ったり、読書をしたりして過ごす。
艦艇打撃グループの艦艇には、3500名の人員が居る。
「浴室、サウナ、体育館-これらは、全ての艦船に備えられています」と彼は言った。
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