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空母ヴィクラマーディティヤの試験は5月に再開される

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
【航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」のボイラー断熱材は全て交換され、試験は5月に再開される】
2013年1月25日

インド海軍の代理人は、同海軍が航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」を航海試験完了後の2013年末に取得する事を確認した。
試験の再開は、今年5月に予定されている。

既に報じられているように、当初、航空母艦インド海軍への引き渡しは2012年12月9日に予定されていたが、2012年9月に実施された航海試験において、8基のボイラーの内3基が故障したが故に延期された。

『ジェーンズ·ディフェンス·ウィークリー』(JDW)によると、株式会社「生産合同セヴマシュ」で同艦の修理及びボイラーの断熱材を全て交換する作業が行なわれており、今年5月には航海試験最終段階を再開する予定である。
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1月15日、インド海軍司令官デヴェンドラ・クマール・ジョーシー大将は、航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」が2013年11月に軍備採用されると表明した。

インド海軍情報管理部によると、ボイラー故障が発生する前に、航空母艦は90日間に渡る海洋試験を実施しており、約10000海里を航行した。
航海試験実施中、艦載戦闘機MiG-29Kの飛行甲板からの発着艦試験は完了した。

航空巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」インド側へ引き渡す為の政府間合意は、ロシアにおける近代化とロシア製航空機の搭載を条件として2004年1月に署名された。

「ロシア兵器輸出公社」(ロソボロネクスポルト)インド国防省が署名した最初の契約では、巡洋艦の修復と改装の為にに9億7400万ドル、16機の戦闘機MiG-29K及び海洋対潜ヘリコプターKa-27及びKa-31の引き渡しの為に5億3000万ドルが配分された。
航空母艦は2008年8月15日までにインド海軍の編制へ加入する予定だった。

改装作業中、実施される必要作業量は更に増加し、当初見積もられていた近代化の費用の増加に影響を与える事が明らかになった。
長期に渡る交渉の末、当事者は、インド国防省が改装作業費として23億3000万ドルをロシアへ支払う事で合意した。
軍備採用後、「ヴィクラマーディティヤ」インド海軍で最大の戦闘艦となり、就役期間は約30年と見られている。

更にインドは、造船企業「コーチン造船所」国産航空母艦の建造を開始した。
同艦は、2014年~2015年の軍備採用が計画されている。
インド海軍の長期計画によると、6隻の航空母艦が軍備採用される。


[空母ヴィクラマーディティヤ(旧ブログ)]
[空母ヴィクラマーディティヤ]

2012年12月に就役する筈だったインド空母「ヴィクラマーディティヤ」(旧ロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」)ですが、航海試験中にボイラーが損傷し、引き渡し時期が延期される事になりました。
[空母ヴィクラマーディティヤ、引渡し延期?]

そして、「ヴィクラマーディティヤ」に使われた耐火レンガなどに問題が在る事が明らかにされました。
[空母ヴィクラマーディティヤに使われている外国製品に問題が生じた]
[中国はロシアへの耐火レンガ輸出を否定した]

「ヴィクラマーディティヤ」の引き渡しは2013年末になるようです。
[空母ヴィクラマーディティヤは2013年10-12月にインドへ引き渡される]
[空母ヴィクラマーディティヤは2013年末にインドへ引き渡される]

問題の耐火レンガは、結局アスベストに変更される事になりました。
[インドは空母ヴィクラマーディティヤのボイラーへのアスベスト使用に同意した]

今回の記事にある「断熱材の交換」というのは、耐火レンガを全てアスベストに交換するという事です。

以前の報道では、「ヴィクラマーディティヤ」の航海試験は初夏(7月頃)に再開されると言われていましたが、今回の記事(元々の情報源はJDW)によると、5月に再開されるとの事です。

記事中で触れられているように「ヴィクラマーディティヤ」搭載機の試験は昨年の内に終了しているので、あとは艦自体の試験(例えば全速航行試験など)を残すのみとなっています。
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