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ソマリアでは5つの海賊団が活動している

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
【少なくとも5つの海賊団がソマリア地域で活動している- ロシア連邦海軍】
モスクワ、1月26日-ロシア通信社ノーボスチ

現在、少なくとも5つの良く組織化された海賊団ソマリア沿岸海域で活動している。
土曜日、海軍開発計画管理部長・海軍総参謀長代理ワシーリー・リャショク少将は発表した。

「私共は、ソマリア沿岸海域において、少なくとも5つの良く組織化された海賊団が活動している事を知っております。
それは、彼ら自身の力で衛星通信設備、沿岸基地、軍備、海賊訓練の為のトレーニング基地、更には単一の司令部を揃えています」

リャショクは、ラジオ局『エコー・モスクワ』で、こう話した。

彼によると、現在の海賊は、良く組織化された相手であり、アデン湾の状況に堪能であり、武力と装備を有し、対海賊連合の行動に常に適応し、改善されている。
少将は、海賊と戦う為の対海賊連合が、「マーキュリー」装置を使用していると説明した。

「2009年、バーレーンで開かれた会議において、北大西洋条約機構(NATO)と私共(ロシア連邦)との間で、この装置を私共の艦に設置する合意が締結されました」
リャショクは説明した。

彼は、「マーキュリー」が、民間船及び軍艦の所在に関する情報を得る為、インターネットを使用してリアルタイムでアデン湾エリア海上の状況を提供する事を指摘した。
少将は、この装置がインド洋及びアデン湾に入る全ての艦船に設置されていると付け加えた。

「現在、私共の艦には、最新のグローバルネットワークを利用した通信セキュリティ装置"セマコル+"が装備されています」
リャショクは話した。

彼によると、そのおかげで、海洋に位置する艦船間及び参謀部との相互連携のレベルは大幅に向上する。

更にリャショクは、NATO海軍ロシア海軍の燃料の互換性に関する問題が検討されていると述べた。

提督は、海賊は、アデン湾のみならず、ギニア湾でも活動していると指摘した。
彼は、その特異性について説明した。
「海賊活動エリアの規模は、燃料を補給できる範囲でなければ、人質或いは船舶を捕獲できません」

「このエリアでは、アメリカ合衆国海軍に率いられる海賊対処部隊が行動しています。
それを口実にして、(アメリカは)この海域での海軍のプレゼンスを増大させています」

リャショクは締め括った。
(2013年1月26日14時04分配信)


ソマリア海賊に関しては、2009年7月下旬にも当時のロシア連邦海軍総参謀長第1代理オレグ・ブルツェフ中将「エコー・モスクワ」に出演して述べています。
[ロシア海軍総参謀長第一代理は語る(その3・ソマリア海賊)]
この時にも、ソマリアには5つの海賊団が活動しており、総数は5000名以上になると言われていました。

それから約4年経っても、その勢力は衰えていないどころか、益々強化されているという事でしょう。


ロシア海軍は、2008年10月の警備艦「ネウストラシムイ」以降、2012年年5月の大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」まで13回に渡りアデン湾へ海賊対処部隊を派遣しています。
[ロシア海軍はソマリア沖海賊対処任務を続ける]
[ロシア海軍艦船は地中海とアデン湾へ派遣される]

1:警備艦「ネウストラシムイ」
2:大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラドフ」
3:大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
4:大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」
5:大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」
6:警備艦「ネウストラシムイ」
7:大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」
8:大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」
9:大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラドフ」
10:大型対潜艦「セヴェロモルスク」
11:大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
12:大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」
13:大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」


現在、アデン湾では、太平洋艦隊から派遣された海賊対処部隊が2013年1月15日から任務に就いています。
[ロシア太平洋艦隊艦船部隊はアデン湾で海賊対処任務に就いた]

更に、北方艦隊からも海賊対処部隊がアデン湾へ向かいます。
[北方艦隊海賊対処部隊は任務遂行の準備を終えた]

ロシア海軍のアデン湾海賊対処活動はNATOと連携して行なわれる為、アデン湾へ行くロシア海軍艦船にはNATOの航海・通信システムが装備されます。
[ロシア海軍艦艇はNATOの航海・通信システムを装備する]
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