ロシア海軍黒海艦隊の哨戒艦ドミトリー・ロガチョフは地中海東部へ向かった
- カテゴリ:地中海情勢(2021年)
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年1月15日16時0分配信
【黒海艦隊の哨戒艦「ドミトリー・ロガチョフ」は黒海海峡を地中海へ向けて通行する】
黒海艦隊の哨戒艦「ドミトリー・ロガチョフ」は、地中海へ向かって黒海海峡・ボスポラス及びダーダネルスの通行を開始した。
艦の乗組員は黒海から地中海への移動を行ない、ロシア海軍常設作戦連合部隊の一員として任務を遂行する。
哨戒艦「ドミトリー・ロガチョフ」は、黒海艦隊部隊の行動計画に沿って海軍グループへ補充される。
プロジェクト22160哨戒艦の2番艦「ドミトリー・ロガチョフ」は、タタールスタン共和国のゼレノドリスク造船所で2014年7月25日に起工され、2017年に進水し、2019年6月11日に就役しました。
[新型哨戒艦ドミトリー・ロガチョフはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]
就役後は暫く黒海内で行動していましたが、2020年1月25日にボスポラス海峡、ダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。
2020年2月6日には地中海東部で機雷源を突破する演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊は地中海東部で機雷源突破演習を行なった]
2020年6月24日にボスポラス海峡を北上し、その後、母港ノヴォロシースクへ帰投しました。

2020年11月下旬に黒海東部で行なわれたエジプト海軍との合同演習『友情の橋-2020』へ参加しました。
[ロシア海軍とエジプト海軍の合同演習『友情の橋-2020』は完了した]
そして2021年1月15日にボスポラス海峡を南下し、地中海へ向かいました。
- 関連記事
スポンサーサイト