ロシア海軍北方艦隊の大洋救助曳船ニコライ・チケルはキプロスのリマソール港を訪れた

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年1月26日17時10分配信
【北方艦隊の救助曳船「ニコライ・チケル」はキプロスへの業務寄港を行なった】
地中海でフリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」と一緒に遠距離航海任務を遂行している北方艦隊の救助曳船「ニコライ・チケル」は、キプロス共和国のリマソール港への業務寄港を行なった。

この数日間、曳船の乗組員は、真水、燃料、食料の在庫を補充し、更には短時間の休息の機会を得る。
フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」と救助曳船「ニコライ・チケル」で構成される北方艦隊艦船支隊の遠距離航海は(2020年)12月30日に始まった。
航海中に支隊は4000海里以上を走破した。
地中海でフリゲートと曳船は1月14日から行動している。

1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の2番艦「アドミラル・カサトノフ」(2020年7月15日就役)は、2020年12月30日にセヴェロモルスクから出航し、遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は遠距離航海へ出発した]
出航後、バレンツ海で救助曳船「ニコライ・チケル」(1989年4月12日就役)と合流しました。
『Marine Traffic』より
【曳船「ニコライ・チケル」】
「アドミラル・カサトノフ」と「ニコライ・チケル」は2021年の新年をノルウェー海で迎え、その後にラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過、1月11日にはビスケー湾を抜けて大西洋上へ出ました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は大西洋へ出た]

1月14日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]
1月15日にバルト艦隊の中型海洋給油船「コラ」から洋上給油を受けました。
[ロシア海軍バルト艦隊の中型海洋給油船コラは地中海で北方艦隊のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"への洋上給油を行なった]
1月18日にアルジェリアのアルジェ港へ寄港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はアルジェリアのアルジェ港を訪れた]


1月20日にアルジェ港を出航し、地中海東部へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はアルジェリアを去った]
1月22日から地中海中部(マルタ海峡付近)で演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は地中海中部で演習を開始した]
1月26日、「ニコライ・チケル」は地中海東部のキプロス島南部のリマソール港を訪れました。

なお、同日にはバルト艦隊のコルベット「ストイーキー」と給油船「コラ」もリマソール港へ入港しています。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はキプロスのリマソール港を訪れた]
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