ロシア海軍総司令官は、空母乗員の労をねぎらう

セヴェロモルスク特派員からの報告
【北方艦隊の艦艇グループは大西洋への航海を終えた】
セヴェロモルスク、2月3日(RIAノーボスチ)
北方艦隊の艦艇打撃グループは、去年の12月に始まった大西洋および地中海への航海を首尾よく完了した。
ムルマンスク州にある都市セヴェロモルスクの北方艦隊基地から、RIAノーボスチ特派員は、こう報告した。
北方艦隊艦艇グループの旗艦である重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」艦上で、乗組員はロシア海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキーと対面した。
ヴィソツキーは、ロシア国防相アナトーリー・セルジュコフからの祝辞文を乗組員に読み上げた。
「この遠征は、ロシアと国際社会にとって、主要海軍国の内の1つとして世界の海洋への回帰を決定的なものとするロシア連邦の真剣な要求と受け取られるだろう」
国防相は、祝辞文の中でこう述べた。
更にこの行動では、艦艇グループが航海期間内に1万5000海里以上を走破した事が注目される。
フランス及びイタリア海軍との相互運用を含む全ての課題は、成功裡に解決された。
「アンドレイ旗は、立派に外国の港でロシアの存在を示した。それは今後、高らかに世界の海洋の広い範囲で翻るであろう事を確信する」
それは国防相の祝辞文で言及された。
海軍総司令官は、この航海で顕著だった個々の乗組員に対する国防相からのすばらしい贈り物を託されていた。
個人的に、彼は乗組員の奉仕に感謝し、また、彼ら自身の中から最も顕著な者に国家報奨が贈られる事を約束した。
ヴィソツキー海軍大将は更に、旗艦「アドミラル・クズネツォフ」が、この後、定期整備及び出港準備を行う事を約束した。
また、基地に在る航空部隊は、早くも今年に「他の行動が予想される」
「全ては健在、健康であり、任務は全て達成されました」海軍総司令官は、こう締めくくった。
北方艦隊の艦艇打撃グループの航海は、2007年12月5日に始まった。
艦艇グループは、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」「アドミラル・チャバネンコ」、艦載航空機、支援艦「セルゲイ・オシポフ」「ニコライ・チケル」で構成される。
航海の目的は、世界の海洋の国益上重要な海域地域においてロシア海軍の存在を示す事である。
航海の指揮は、北方艦隊司令官ニコライ・マクシーモフ海軍中将が執った。
航海の間、艦載航空機は複数の計画された飛行活動を行い、艦艇は現場での実弾射撃を含む必要な演習を行なった。
また、彼らは地中海の複数の港を訪問した。
RIAノーボスチ・2008年2月3日12時59分
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