プロジェクト20385(グレミャーシチー型)コルベット2番艦プロヴォールヌイは2021年末にロシア海軍へ就役する

『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年2月8日10時41分配信
【情報筋:第2のプロジェクト20385コルベットは2021年末までに海軍へ引き渡される】
第2のプロジェクト20385コルベット「プロヴォールヌイ」はカムチャツカでの勤務へと向かう。
2月8日・月曜日、『イズベスチヤ』はロシア連邦国防省の情報提供者の談話を引用して報じた。
同紙によると、艦は、ロシア北東軍統合コマンドへ加入する。
『イズベスチヤ』が確言したように、現在、艦は係留試験の準備を行なっている。
その乗組員は第114水域保護旅団の将兵から形成され、艦への習熟に着手している。
情報提供者によると、今年末までにコルベットのロシア海軍への引き渡しが計画されている。
プロジェクト20385コルベットの最初の生産艦「プロヴォールヌイ」は、『北方造船所』で2013年7月25日に起工された。
トップ艦「グレミャーシチー」は、2020年12月29日に公式に太平洋艦隊へ加わった。

プロジェクト20385艦の排水量は2200トン、全長-104メートル、幅-13メートル。
速力-27ノット、航続距離-3500海里、自立航行期間-15日、乗組員-99名。
兵装として、ミサイル複合体「カリブル-NK」、高射ミサイル複合体「リドゥート」、100mm砲装置A-190-01、2基の30mm機関砲AK-630M、そして更に対潜複合体「パケート-NK」を搭載する。
艦上にはヘリコプターKa-27が駐留する。
プロジェクト20385コルベットは、海洋ゾーンのパトロール、艦及び潜水艦との戦闘の為、艦船支隊、駐留所の対空防衛を保障する為、更には海上揚陸部隊の上陸及び行動の砲撃支援の為に意図されている。
プロジェクト20385コルベット2番艦「プロヴォールヌイ」は、サンクトペテルブルク市の『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で2013年7月25日に起工されました。
[プロジェクト20385コルベット「プロヴォールヌイ」は起工された]



2021年1月、「プロヴォールヌイ」の乗組員がロシア太平洋艦隊の北東軍集団(カムチャツカ方面部隊)の第114水域防護艦旅団で編成されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト20385(グレミャーシチー型)コルベット2番艦プロヴォールヌイの乗組員が編成された]
現在の所、「プロヴォールヌイ」は、2021年12月末までにロシア海軍への引き渡しが予定されています。
1番艦「グレミャーシチー」は、2020年12月29日に就役しました。
[プロジェクト20385コルベットの1番艦グレミャーシチーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]
今後、太平洋艦隊向けとして、更に4隻のプロジェクト20385コルベットが建造されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の4隻のプロジェクト20385コルベットと2隻のプロジェクト20380コルベットの建造契約が締結された]
- 関連記事
-
- サンクトペテルブルクで建造中のロシア海軍太平洋艦隊向けコルベット"プロヴォールヌイ"で火災が発生した
- ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット"グレミャーシチー"は2021年11月にウラジオストクへ到着する
- プロジェクト20385(グレミャーシチー型)コルベット2番艦プロヴォールヌイは2021年末にロシア海軍へ就役する
- ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト20385(グレミャーシチー型)コルベット2番艦プロヴォールヌイの乗組員が編成された
- プロジェクト20385コルベットの1番艦グレミャーシチーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された
スポンサーサイト