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ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ、フリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"、大型対潜艦アドミラル・トリブツはピョートル大帝湾で対潜戦闘訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2021年3月4日3時30分配信
【ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」は日本海において仮想敵潜水艦を深海爆弾で攻撃した】

第2錬成任務(K-2)要素への取り組みの枠組みで、太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、近代化フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」は、ピョートル大帝湾で仮想敵潜水艦を捜索、追尾し、そして破壊する演習を実施した。

水上艦「敵」側を演じる活動は、沿海地方多種戦力小艦隊大型ディーゼル潜水艦により提供された。
その任務には、演習海域での隠密機動と、水上艦からの攻撃の回避が含まれていた。

海上航空隊対潜航空機Il-38Nの支援下で「ワリャーグ」、「マルシャル・シャーポシニコフ」、「アドミラル・トリブツ」は、各々の射爆場区域で潜水艦の捜索を行なった。
確立された潜水艦の座標データの交換後、艦は推進深海爆弾潜水艦を攻撃した。
そして魚雷の仮想一斉射撃を実施した。



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ロシア太平洋艦隊旗艦のナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)は、2020年11月1日から12月30日まで東南アジアへの遠距離航海を行ないました。
[ロシア太平洋艦隊東南アジア遠征(2020年11月-12月)]

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大規模な近代化改装を行なったフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(1986年2月2日就役、2016年から近代化改装)は、2021年2月から乗組員の本格的な錬成訓練を開始しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"はウラジオストク港内で乗組員の錬成訓練を行なった]

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大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」(1986年2月15日就役、2016年7月再就役)は、2021年2月下旬に日本海で各種訓練を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは日本海で砲撃訓練を実施した]


3月4日、この3隻は一緒にピョートル大帝湾へ出航して対潜戦闘訓練を行ない、RBU-6000対潜ロケットを発射しました。

沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留する対潜哨戒機Il-38Nも参加しました。
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(黒っぽい4発機がIL-38N)

敵役は、ウラジオストク南部ウリス湾に駐留する第19潜水艦旅団所属のプロジェクト877大型ディーゼル潜水艦が務めました。
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