最新コルベット「ボイキー」はバルチースクへ到着した


『イタル-タス通信サンクトペテルブルク支局』より
【新たなコルベット「ボイキー」は、バルト海で工場航海試験を継続する為にバルチースクへ到着した】
カリーニングラード、2月4日/イタル-タス
新たなコルベット「ボイキー」は、工場航海試験の継続の為、クロンシュタットからバルト艦隊主要基地バルチースクへの基地間移動を完了した。

本日、イタル-タスは、西方軍管区・バルト艦隊の広報サービス・情報供給課長ウラジーミル・マトヴェーエフ2等海佐より伝えられた。
彼によると、カリーニングラード地域はロシア最西端の港であるが故に、工場航海試験の継続並びに国家受領試験の為、同艦は海洋へ出航する。
「セルゲイ・リプスキー2等海佐が指揮する見えないコルベット"ボイキー"乗組員は、業界の代表者と合同で、リアルな海上条件下で艦のシステムや機器の動作性を点検します」
マトヴェーエフはこう話し、動力装置、通信機器、航海機器、更には、全ての艦載兵器システムに主な関心が払われると付け加えた。
バルト艦隊の代理人は、「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」で建造されたプロジェクト20380の最新コルベット「ボイキー」が3月に国家受領試験を開始すると指摘した。
同艦は、今年中に海軍の編制へ加入するだろう。
コルベット生産艦の2隻目である「ボイキー」の進水は2011年4月15日に「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」で行なわれた。
シリーズのトップ艦・コルベット「ステレグーシチー」は2007年にバルト艦隊へ引き渡された。
2隻目のコルベット「ソーブラジテルヌイ」は、2011年10月14日にバルト艦隊へ受領された。
コルベットは、株式会社「中央海洋設計局アルマーズ」で開発され、近海ゾーンにおける行動-水上艦及び潜水艦との戦闘、海洋上陸作戦における揚陸砲撃支援を意図している。
艦の建造には、「ステルス」技術が用いられている。
同プロジェクトには、21の特許が導入され、14のコンピュータ登録プログラム証明が交付された。
艦の物理的フィールドを削減する為、最新の成果が使用されている。
(2013年2月4日12時07分23秒)
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区広報サービス発表
2013年2月4日11時55分配信
【コルベット「ボイキー」は工場航海試験を続ける為にバルチースクへ到着した】
[新世代コルベット「ステレグーシチー」型]
[ステレグーシチー型コルベット(旧ブログ)]
2005年5月27日に起工され、2011年4月15日に進水したプロジェクト20380コルベット3番艦「ボイキー」は、2012年10月、100mm砲を搭載しないままで航海試験を始めました。
[ロシア海軍最新コルベット「ボイキー」海上試験開始]
[新世代コルベット「ボイキー」は工場航海試験を開始した]
[最新コルベット「ボイキー」、2012年末に就役?]
納入が遅延していた100mm砲は、2013年1月中旬にようやく設置されました。
[新世代コルベット「ボイキー」に100mm砲が設置された]
「ボイキー」はバルト海で航海試験を実施し、3月には最終試験である国家受領試験を行ないます。
国家受領試験に合格すれば、ロシア海軍への引き渡しが可能となります。
プロジェクト20380コルベット1番艦「ステレグーシチー」(2007年就役)

プロジェクト20380コルベット2番艦「ソーブラジテルヌイ」(2011年就役)

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