ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142はアラスカ近郊に出現した
- カテゴリ:遠距離対潜哨戒機Tu-142

『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2021年3月29日23時58分配信
【ロシア連邦海軍の遠距離対潜航空機のペアはアラスカ近郊で飛行を行なった-NARAD】
ワシントン、3月29日、インタファクス
ロシア海軍の2機の遠距離対潜航空機Tu-142は、月曜日にアラスカ近郊で飛行を行なった。
北アメリカ航空宇宙防衛統合司令部(NORAD)は発表した。
「NORADは、アラスカの対空防衛識別ゾーンへ入ったロシアの2機の哨戒対潜航空機Tu-142を積極的に識別し、追跡しました」
声明では、こう述べられた。
その指摘によると、ロシアの航空機は国際空域に在り、合衆国或いはカナダの主権空危機への進入は無かった。
ブリテン王立空軍は月曜日に、即時対応部隊の一員である戦闘機タイフーンは、連合王国近郊の北海上空の飛行を行なっていたロシアの2機の遠距離哨戒対潜航空機Tu-142を「迎撃」する為に緊急発進したと発表した。
ベルギー空軍は更に、この2機のロシアの遠距離対潜航空機Tu-142は、ネーデルラント近郊の北海の中立海域上空の飛行を行なったと発表した。
これに先立つ月曜日、ロシア連邦国防省は、ロシアの2機の戦略爆撃機Tu-160がバレンツ海及びノルウェー海上空の飛行を実施したと発表した。
「遠距離航空隊の2機の戦略ロケット機Tu-160は、バレンツ海及びノルウェー海エリアの中立水域上空の空域で計画飛行を実施sました。
飛行は8時間以上続きました」
ロシア連邦国防省は表明した。
戦闘機の同伴は、ロシア海軍海上航空隊の航空機MiG-31乗員により保障されたと軍当局は話した。
ソ連/ロシア海軍の遠距離対潜哨戒機Tu-142は、戦略爆撃機Tu-95の海軍向けヴァージョンであり、1968年6月18日に初飛行し、1972年11月15日に軍備採用されました。
1968年から1994年までに合計で100機生産され、この内の8機はインドへ輸出されました。
現在、ロシア海軍航空隊では、北方艦隊と太平洋艦隊に各12機が在籍しています。
太平洋艦隊所属機はカーメニ・ルチェイ飛行場(モンゴフト)に配備されています。
カーメニ・ルチェイ飛行場(モンゴフト)



太平洋艦隊のTu-142は、度々遠方海域へ進出しています。
2019年8月6日、太平洋艦隊の2機のTu-142がアラスカ、カナダ及びアリューシャン列島沖を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Tu-142はアリューシャン列島、アラスカ、カナダ沖を飛行した]
2020年3月9日、太平洋艦隊の2機のTu-142がアラスカ周辺を長時間飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142はアラスカ周辺を長時間飛行した]
3月14日、太平洋艦隊の2機のTu-142は北極海で長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は北極海上空で長時間飛行を行なった]
5月23日、太平洋艦隊の2機のTu-142は太平洋で長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3は太平洋上空で長時間飛行を行なった]
6月27日には、北方艦隊と太平洋艦隊の合計7機のTu-142が同じ日に長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊と太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142MKは、バレンツ海及びノルウェー海、北太平洋の上空で長時間飛行を行なった]
8月28日には太平洋艦隊の4機のTu-142が太平洋で長時間飛行を行ないました。
他の艦隊の航空機も同じ日に長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍航空隊の4艦隊の航空隊は同時飛行訓練を行なった]
2021年1月26日、太平洋艦隊の2機のTu-142は、ベーリング海及びチュクチ海上空で長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142はベーリング海及びチュクチ海上空で長時間飛行を行なった]
そして3月29日、太平洋艦隊の2機のTu-142はアラスカ付近を飛行し、北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)に捕捉されました。
- 関連記事
スポンサーサイト