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ロシア海軍太平洋艦隊の潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーとヴォルホフはバルト海で乗組員の慣熟訓練を行なっている

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2021年3月29日18時30分配信
【バルト海でディーゼル潜水艦「ヴォルホフ」と「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」の乗組員は錬成任務へ取り組む】

ディーゼルエレクトリック潜水艦「ヴォルホフ」「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」の乗組員は、バルト艦隊の海上射爆場で錬成任務L-2の要素の実行へ着手した。
潜水艦乗員は練習プログラムの枠組みで、海上で自立して単艦で戦闘任務を遂行する為の技量を向上させる。
2隻の潜水艦水上艦への攻撃を行ない、その後、仮想敵捜索グループから離脱する。
更に彼らは、バルト艦隊水上艦と連携し、L-2任務の要素へ取り組む。

海上では更に、艦のダメージコントロールの乗組員の戦闘演習を行ない、魚雷、機雷、ミサイル兵器を仮想使用する戦闘班の行動へ取り組む。
バルト海の海域の1つで潜水艦は深海潜航を行ない、その中で潜水艦乗員は全てのシステムとメカニズムの動作を点検し、大深度での艦の制御と水上への浮上の訓練を行なう。

B-274「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」「ヴォルホフ」は、ロシアプロジェクト636.3「ワルシャワンカ」ディーゼルエレクトリック潜水艦である。
これらは、前シリーズの潜水艦と比較して、更新された慣性航法システム、最新モデルの戦闘情報管理システム、現代的なミサイル-魚雷兵器を備えている。
これらの潜水艦の主な長所の1つは、騒音レベルの低さである。



ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦の1隻目となるB-274「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、サンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』で2017年7月28日に起工され、2019年3月28日に進水し、同年11月25日にロシア海軍へ就役しました。

[プロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

就役後はバルト海で訓練を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはバルト海で潜航訓練を行なった]
[バルト艦隊の救助船SS-750は潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーの救助訓練を行なった]

2隻目のB-603「ヴォルホフ」は、2017年7月28日に起工され、2019年12月26日に進水し、2020年10月24日にロシア海軍へ就役しました。

[プロジェクト06363潜水艦ヴォルホフはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

この2隻は、2021年5月以降に極東へ回航されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット"グレミャーシチー"と潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキー、ヴォルホフは2021年5月に極東へ回航される]

回航に先立って2隻の潜水艦バルト海で各種訓練を行ないます。
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