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ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機Su-33とMiG-29Kは北極圏へ派遣される

『イズベスチヤ』より
2021年4月9日0時1分配信
【翼の下の北方:艦上戦闘機パイロットは新たな勤務場所を見つけた】

巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の修理中、その2個航空連隊は、北極圏の対空防衛保障を手助けする。
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航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を母艦とする第100及び第279独立艦上戦闘機航空連隊の飛行士は、新たな勤務場所を見つけた。
今、彼らは北極圏の対空防衛と北方海上航路上空の空域を保障している。
この為、定期的にノヴァヤ・ゼムリャ及び他の北極の飛行場へ移動している。
艦自身の修理後の復帰は、来年末よりも前にはならない。
配置換えにより、パイロットは必要な水準の準備態勢の維持が可能になると専門家は考えている。

[エリートの中のエリート]
わが国唯一の航空巡洋艦の修理中、その艦上戦闘機Su-33MiG-29K/KUBの一部は、ローテーションによりノヴァヤ・ゼムリャ及び他の北極地域で戦闘勤務へ就き、北方艦隊の機動予備となる。
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これは、この地域のより良いカバーのみならず、2個艦上航空連隊のユニークなパイロットの準備態勢の水準の維持を可能にすると国防省の情報提供者は『イズベスチヤ』へ話した。

3月に防衛当局は、第100独立艦上航空連隊艦上戦闘機MiG-29Kグループが、歴史上初めてノヴァヤ・ゼムリャ諸島ロガチョフ飛行場で試験戦闘当直へ入ったと発表した。
これにより、北方海上航路上空の監視空域は著しく増加する。

艦上戦闘機は、2017年からドック修理に在る「アドミラル・クズネツォフ」から未だ飛行できない。
2月に『統合造船業営団』総取締役アレクセイ・ラフマノフは、2019年に発生した巡洋艦の火災は、大きな損害を与えなかったと述べた。
彼によれば、国防省との契約で規定されているように、2022年の作業完了の為に「スケジュールの維持に努力する」

昨年12月、ノヴァヤ・ゼムリャ及びチュクチで初めて北方艦隊及び太平洋艦隊戦闘機MiG-31BMの戦闘勤務がスタートした。
これらの迎撃機は、アレクサンドル島の新たな飛行場でも見られた。
乗組員は時々ローテーションする。
ロガチョフ飛行場では毎月交代する。

「クリミアの射爆場は、極度の北極条件における実際の戦闘勤務経験に代わるものではありません」
軍事専門家ウラジスラフ・シュルイギン『イズベスチヤ』へ話した。
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「巡洋艦の長期修理の為、その航空ループを、ほぼ新たに復活させる必要が有る時、我々には既にに前例が有ります。
現在、艦への着艦を許可されたパイロットは、殆ど残っていません。
ですが、北極での飛行は、更に非常に困難です」


しかし、理由は、準備態勢ただ1つに限定されない。
艦上飛行士は、エリートの中のエリートである。
経験豊富なパイロットを有する現代的な戦闘機の2個連隊は、より多くの不安が在る北極で、本当に助けになる。
この方向の重要性は、今年初めに北方艦隊が完全に軍管区となった事により強調されると専門家は指摘した。

[艦上機隊員]
現在、北方艦隊の2個独立艦上戦闘機航空連隊の飛行士のみが「クズネツォフ」甲板での発艦と着艦を準備している。
双方ともムルマンスク近郊のセヴェロモルスク-3飛行場に駐屯している。
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第279独立艦上戦闘機航空連隊は、この中で最古である。
それは、約15機の艦上戦闘機Su-33航空母艦での行動に適合したSu-27の特殊変更型~で武装する。
2015年12月1日、最新のMiG-29K2座練習戦闘機MiG-29KUBを装備する新たに形成された第100独立艦上戦闘機航空連隊が補充された。

Su-33と比べ、第100航空連隊多目的戦闘機の兵装リストは、遥かに広範囲である。
「空対空」武器に加え、それは誘導爆弾と、地上及び海上目標を攻撃する為の有翼ミサイルを使用できる。
その統合照準は、通常爆弾の高度の「積み重ね」と、偵察・管理・通信複合体「ストリリェーツ」からの外部照準を可能にする。

第279独立艦上戦闘機航空連隊Su-33の大部分は近代化が行なわれ、現在ではSVP-24「ゲフェスト」を装備している。
それは、戦闘機を、空中のみならず、地上物体への効果的な攻撃を可能にする機体へと変えた。
通常無誘導爆弾を、彼らは誘導爆弾にも劣らない精度で使用する。
2016~2017年のシリア沿岸への航海中、艦上機隊員は全てのタイプの航空機を実際の戦闘条件下で試運転した。

ロガチョフの基地に加え、このような航空機に適した年間発着場は、フランツ・ヨシフ諸島アレクサンドル島に建設された。
飛行場を有する他の支点基地は、北方海上航路のルートに沿って準備される。

[地上航空母艦]
「アドミラル・クズネツォフ」
ムルマンスク州に駐留している。
長い冬と極地の夜は、艦載飛行士、特に初心者の訓練をいつも困難にしている。
年間通しての訓練の為、より好ましい気候場所に地上複合体が作成された。
毎年、海上航空隊航空機及びヘリコプターの乗員は、南方の艦上航空隊科学試験トレーナー(ニートカ)クラスノダール地方クリミア~へ向かっている。
そこでは、制動ケーブル、発進トランポリン台、航法機器を備えた航空巡洋艦の甲板が完全に再現されている。

ニートカ射爆場は、クリミアサキ飛行場に1970年代に建設された。
ソヴィエト社会主義共和国連邦の崩壊後、ロシアは、艦上機隊員の訓練に使用する為、毎年ウクライナへ支払う必要が有った。
この為、黒海沿岸のエイスク地域に同様のトレーナーを作成する決定が採択された。
2013年、新たな第859海上航空隊要員戦闘順応・再訓練センターで、最初の発艦及び着艦訓練が始まった
クリミアの射爆場は活動を一時停止した。

現在、エイスク第859センターは、海軍の全てのタイプの航空機及びヘリコプターの主な訓練場所となっている。
その建設と拡張は続けられており、更に数年掛かる。

クリミアロシアへ復帰した後、サキの射爆場は保管され、修復された。
艦上機の訓練は、再びそこへ移された。
2014年、艦上戦闘機航空連隊の飛行士の航空機Su-33MiG-29K/KUBの訓練が再開された。

北極の島でのSu-33MiG-29Kの当直の開始は、これら南方の「地上航空母艦」での計画戦闘訓練の終了を意味しない。
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