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ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31は太平洋でアメリカ空軍の戦略偵察機RC-135に対するスクランブル発進を実施した


『タス通信』より
2021年4月10日14時34分配信
【戦闘機MiG-31は太平洋でアメリカの偵察航空機に同行した】
モスクワ、4月10日/タス通信

ロシア戦闘機MiG-31は、太平洋の中立水域上空でアメリカ合衆国空軍戦略偵察航空機RC-135ロシア連邦の境界線へ接近した事に関連し、空へ上がった。
土曜日にロシア連邦国家防衛管理センターは発表した。

「2021年4月10日、ロシアの空域監視手段は、太平洋の中立水域上空でロシア連邦の国境線へ接近する空中目標を探知しました。
空中目標の特定とロシア連邦の国境線への侵入を防ぐ為、東部軍管区の対空防衛当直部隊の戦闘機MiG-31が空へ上がりました」

声明では、こう述べられた。

ロシア戦闘機の乗員は、空中目標をアメリカ合衆国空軍戦略偵察航空機RC-135と識別し、太平洋エリア上空でそれに同行した。

「外国の軍用航空機がロシア連邦の国境線から離れた後、ロシア戦闘機は無事に駐留飛行場へ戻りました」
ロシア連邦国家防衛管理センター
は指摘した。

ロシア戦闘機の飛行は、空域使用に関する国際法規に厳密に沿って実施された事が強調された。
「ロシア連邦の国境線の侵犯を許す事は有りませんでした」
声明では、こう述べられた。



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カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場には、太平洋艦隊海軍航空隊迎撃戦闘機MiG-31が駐留しています。

エリゾヴォ基地
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エリゾヴォ基地MiG-31
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このMiG-31は、元々はロシア防空軍第865独立戦闘機航空連隊(1989年にSu-15からMiG-31へ機種改編)に所属していたのですが、防空軍空軍と合併した後の1998年7月1日に海軍航空隊へ移管されました。

その後、第865独立戦闘機航空連隊は廃止され、第317混成航空連隊の下の1個飛行隊へ改編されました。

現在は、30機程度のMiG-31が配備されています。


現在、ロシア航空宇宙軍MiG-31は、電子機器を換装し、対地/対艦ミサイルの運用能力を付与するMiG-31BMへの近代化改修を行なっています。



太平洋艦隊海軍航空隊所属のMiG-31MiG-31BMへ改修される事になり、2019年2月20日に最初の2機がカムチャツカエリゾヴォ飛行場へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊へ近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMが配備された]
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊は近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMの慣熟訓練を進めている]
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊は近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMの飛行訓練を行なっている]
[ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31BMは空中戦闘訓練を行なった]

2020年2月8日、次のMiG-31BMエリゾヴォへ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊へ高空迎撃戦闘機MiG-31BMが配備された]

2020年12月1日、数機のMiG-31BMチュクチ半島アナドイル空港へ展開し、戦闘当直任務、つまりスクランブル待機に就きました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31BMはチュクチ半島で戦闘当直に就いた]

2020年12月11日にベーリング海上空でアメリカ空軍戦略偵察機RC-135に対するスクランブル発進を行なったのも、おそらくはアナドイル派遣隊でしょう。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31はベーリング海でアメリカ空軍の戦略偵察機RC-135に対するスクランブル発進を行なった]

2021年4月10日には太平洋上空でアメリカ空軍戦略偵察機RC-135に対するスクランブル発進を実施しました。
今回の発表では東方軍管区MiG-31としか述べられていませんが、おそらくはエリゾヴォに駐留する海軍航空隊MiG-31でしょう。
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現在の所、太平洋艦隊海軍航空隊では、第317混成航空連隊の下に1個飛行隊が配備されているMiG-31ですが、今後は更なる1個飛行隊が増強される事になるようです。
[カムチャツカに駐留するロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31は増強される]
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