ロシア海軍カスピ小艦隊の15隻の艦艇は演習参加の為に黒海へ入った
- カテゴリ:ロシア海軍カスピ小艦隊
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年4月17日10時55分配信
【カスピ小艦隊艦艇支隊はクリミア大橋の下を通過した】
カスピ小艦隊艦艇支隊は、ケルチ海峡のクリミア大橋の下を通過し、黒海へ入った。
冬季訓練期間の成績査定検査への合格の枠組みで、3隻の砲艇と8隻の揚陸艇、更に支援船を含むカスピ小艦隊の15隻の艦艇は、カスピ海から黒海への艦隊間移動を行なっている。
前日に支隊は黒海艦隊の運用管轄下に入り、テムリュク港で燃料と食料の備蓄を補充した。
ケルチ海峡から出た後、カスピ小艦隊の艦艇は、冬季訓練期間の成績査定検査実施計画に沿って指定海域へ移動する。

長さ100キロメートル以上のヴォルゴ・ドン運河のルート上で戦闘艦艇は13の水門を越え、更にはヴォルゴグラード、カラチ・ナ・ドヌ、ヴォルゴドンスク、セミカラコルスクを通過した。
成績査定検査への合格の計画に沿って、カスピ小艦隊の艇の乗組員は、黒海艦隊部隊と協同でテスト海上演習へ参加する。
南方軍管区司令官アレクサンドル・ドヴォルニコフ上級大将の指示により、黒海艦隊とカスピ小艦隊の海軍歩兵部隊及び沿岸部隊は、海上および空中の上陸(降下)部隊を撃退する為の準備状態の点検へ関わる。
冬季訓練期間の南方軍管区の成績査定検査は、承認された2021年の軍の訓練計画の下で行なわれ、軍管区の部隊の戦闘及び運用準備の水準の向上、演習実施の形態と方法の改善、担当境界線の状況の変化を考慮した訓練への従事へ指向される。
今回、演習の為に黒海へ移動したカスピ小艦隊の8隻の揚陸艇は、同小艦隊に所属する揚陸艇全てです。
プロジェクト1176揚陸艇D-185(2000年12月30日就役)

プロジェクト11770揚陸艇D-156(1999年12月29日就役)

プロジェクト11770揚陸艇D-131(2002年12月30日就役)

プロジェクト11770揚陸艇D-172(2005年12月27日就役)

プロジェクト11770揚陸艇D-56(2008年12月30日就役)

プロジェクト11770揚陸艇D-178(2013年5月29日就役)

プロジェクト11770揚陸艇D-179(2013年5月29日就役)

プロジェクト21820揚陸艇「アタマン・プラトフ」(2010年12月21日就役)

3隻の砲艇は、プロジェクト1204です。
AK-223(1969年6月22日就役)

AK-201(1972年6月30日就役)

AK-209(1972年9月29日就役)

これに支援船を加えた15隻が黒海へ移動し、ロシア南方軍管区の演習へ参加します。
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